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2023年10月7日(土)特集

第25回Wリーグ HCインタビュー【ENEOSサンフラワーズ】

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

「個」ではなく「チーム」でつかむ勝利が大切


──日本の女子バスケット(Wリーグ)について、どんなイメージをお持ちでしたか?
日本の女子バスケットボールはかなり進歩していると思います。Wリーグ、日本代表チームのレベルは国際的にも認められているので、Wリーグでコーチをできることを楽しみにしています。

──オファーを受けた時の(率直な)感想をお聞かせください。
日本トップクラスの組織であるENEOSサンフラワーズの一員になれることを心から楽しみにしていましたし、ENEOSの輝かしい戦績や歴代コーチのこともよく知っているので、今回のオファーを迷いなく受けることができました。

──ご自身のコーチキャリアの中で、どのような意味を持つとお考えでしょうか。
このような権威のあるチームのHCに選ばれて光栄です。私たちのチームには才能があり、エキサイティングな選手がたくさんいるので、一緒にシーズンを戦うことが楽しみでなりません。ファンのみなさんは、私たちの熱いプレースタイルに魅せられると確信しています。

──チームづくりで一番大切にしていることは何でしょうか? その考えを、どのようにENEOSに持ち込もうと考えていますか?
「私」より「私たち」を大切にします。より良いチャンスのためにエクストラパスを狙い、どこからでも得点がとれ、誰もがメディアからの注目される選手となるチームをつくります。もちろん勝利にこだわることは大前提です。最高のチームケミストリーを目指すために、チーム全体でのコミュニケーションを欠かさず、選手・スタッフそれぞれが自分の役割に責任を持ち、常に勝利のために前向きに取り組むことが必要です。
そして何よりもみんなでバスケットボールを楽しみたいと思います。「優勝」というチームとしての成功が、選手・スタッフそれぞれの成長に繋がることを望んでいます。

──(差し支えなければ)核に据えようと考えている選手、期待する選手を教えてください。
今シーズンは選手全員がチームの勝利に貢献してくれると思います。経験豊富な#10渡嘉敷(来夢)、#3長岡(萌映子)、#32宮﨑(早織)、#59星(杏璃)らのリーダーシップはとても重要です。その中でも特に渡嘉敷はリーグを牽引する選手です。そして、若手選手にも活躍するチャンスは必ずあると思います。

──ご自身の性格を自己分析すると?
選手たちに対して我慢強く、寄り添える人間で在りたい。チームメイト全員に成功してほしいです。選手・スタッフが話をしたいとき、私はいつでもオープンです。私自身、気さくで親しみやすい性格だと思っていますが、ENEOSの成功を確実につかみ取るためにすべての責任を私が負います。

──ファンのみなさんへ、メッセージをお願いします。
 ファンのみなさんが私たちのプレーを観て楽しんでくれることを待ちきれません。ホームゲームでも遠征先でも応援よろしくお願いします。みなさんにお会いできることを楽しみにしています! Go! Sunflowers‼