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2024年4月7日(日)特集

『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第1戦 会見コメント

いつもWリーグへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第1戦を終えたHCおよび選手の会見コメントを掲載しました。



=ENEOSサンフラワーズ=

ティモシー・シー・ルイスHC
ターンオーバーが22回、それが(敗因としては)すべて。スターターも合計15回ですから、これでは勝つのが厳しくなります。なかなか良いオフェンスリズムに入れなかったことも敗因でしょう。エナジーがなく、判断も悪かった。後半は36-37ですが前半の点差が大きかったので、それを乗り越えるのは難しかったです。結局、前半の出来がすべてです。

#32 宮崎早織
前半の出だしが良くなったと思いますけど、あと2試合残っていますし、まだまだ前を向いて明日(第2戦)の試合に切り替えて頑張っていきたいと思います。
全体として前半はプッシュが足りなかったと思います。全員の脚が止まってしまったことが(敗因の)ひとつ良くなかったところだと思います。私たちが受け身になってしまい、自分たちがディフェンスでプレッシャーをかけられず、相手に好きなようにオフェンスをやられてしまったというのもポイントです。後半のようにアグレッシブにディフェンスしていけばもっといいゲームができると思っています。



#10 渡嘉敷来夢
前半はENEOSがなかなかリズムをつかめなかったんですが、後半はいい形でできている部分もあったので、ここから明日、明後日(第2戦、第3戦)と2つしっかりと勝ちたいと思います。全部が全部悪かったわけではないと思うので、みんなにも伝えましたが、やっぱり気持ちだと思います。明日はしっかり全員で、最後まで気持ちを出してやりたいと思います。
自分がもう少し乗っていればというのが一番の反省です。自分自身リズムがつかめなかったし、それが出だしが悪かった一番の原因だと思っています。相手のディフェンスもハードだったんですが、自分たちが引いてしまったことでシュートの本数が少なくなってしまいました。明日はもう攻めるしかないので、もうやるだけです。



=デンソー アイリス=

ウラディミール・ヴグサノヴィッチHC
いつも通り、プレーオフというのは40分間戦うために準備してきました。自分たちが集中すべきところはリバウンドですが、それがしっかりできたと思います。まだ第1戦目が終わっただけなので、明日(第2戦目)も同じようにあるいはそれ以上のエナジーを持って臨めればと思います。
途中、(赤穂)ひまわりがPGを務めましたが、シーズンを通してPGを任せていますし、彼女の才能は認めています。ベンチに若手PGもいて、彼女たちのことももちろん信頼していますが、今日の展開の中では(赤穂)ひまわりに任せました。
渡嘉敷選手への対策ですが彼女はフィジカルが強く、40分間マッチアップするのは難しいと思います。詳しくは言えませんが、いろいろなことを試す中で彼女が対応できないところがあればそこを突いていくようにしています。まだ第1戦目が終わっただけなので、今回の勝利を喜ぶというより明日も引き締めて臨みたいと思います。

#88 赤穂ひまわり
最初から最後まで、強度高くできたと思います。それを明日も続けたいと思います。PGで出ることはシーズン中からやっていますし、練習中から準備はできています。木村(亜美)ができるプレーと私ができるプレーは違うし、新しい役割で今までやってこなかったことをやっているので楽しいというか……ミスもありますけど周りに助けてもらっています。サイズアップできるのが強みですし、他の選手とポジションチェンジしながらプレーでき、チームとしても幅を広げられると思います。3番で出ていてもそこは同じですが、プレーの起点になるところが(PGをやる時は)変わってくると思います。
今日は相手のやりたいことをやらせないようにして、相手が迷うようにするとシュート本数も減らせますし、スティールにもつながります。相手の長所を潰すようなディフェンスを心がけてやっています。



#8 高田真希
今日を迎えるにあたってたくさんのことを準備してきました。特にディフェンスの部分を徹底して準備してきました。前半はそれができて相手のミスを誘うことができました。そこから自分たちのブレイクにもっていくことできたというのが勝因のひとつだと思っています。ただ、まだ1つ勝っただけなのでもう1つ勝たなければ意味がないのですし、明日(第2戦)に向けては自分たちが修正すべき点がまだまだあります。明日は難しいゲームになると思いますが、自分たちは引かずに、しっかりもっとアタックしていきたいと思います。
今日は出だしから渡嘉敷選手にマッチアップしましたが、練習の段階から(馬瓜)エブリンと練習をしています。ゲーム直前にどちらがマッチアップするか指示されることもありますから、どっちがついてもいいように準備はしています。
今日はボールマンにプレッシャーをかける意識でしたが、それが結果的に相手のミスを誘うことにつながったと思います。


=シャンソン化粧品 シャンソンVマジック=

鵜澤 潤HC
自分たちのペースで攻めることできなかったし、ディフェンスの面でも相手に効果的に3ポイントシュートを決められてしまいました。オフェンスの部分でもなかなかいい攻撃が増やせなかったので、そこをしっかり修正して明日(第2戦)は臨みたいと思います。町田選手から攻撃が相手の強みですが、そこをどう修正するかに関してコメントするのは控えたいと思います。

#1 小池 遥
相手に簡単に3ポイントシュートを打たせてしまって、そこで乗せてしまったのが敗因だと思います。自分と(イゾジェ)ウチェのピック&ロールのところに対してアジャストしてくると思っていましたが、そこを囮にしてアウトサイドにパスをさばくとかして3ポイントシュートを打つ、それをもっと徹底できれば良かったと思います。
明日(第2戦)は全員が強い気持ちを持って、自分たちのディフェンスをやり通して、ディフェンスからブレークを体現したいですし、今日は3ポイントシュートが入りませんでしたが、そこは明日(第2戦)も自信を持って打っていきたいと思います。



#4 イゾジェ ウチェ
相手の(ジョシュア ンフォンノボン)テミトぺ選手にマッチアップしましたが、町田選手からのパスでゴール下のシュートをやられてしまいました。最初はなかなかディフェンスができていなかった、甘かったと感じています。明日(第2戦)は、最初からテミトペ選手を抑えたいですし、自分がしっかりリバウンドを取ったり、最後まで走り切りたいと思います。



=富士通 レッドウェーブ=

BT テーブスHC
今日は3Q、4Qまでオフェンスが上手くいったと思います。セットオフェンス、モーションオフェンスなど困ったことはあまりなかったです。ディフェンスに関してはミスがあって理想的ではなかったし、それは集中力が足りないというより、インサイドのところを意識し過ぎたのかもしれません。
4Qですが、絶対にディフェンスストップが必要な時に選手たちが頑張ってディフェンスリバウンドで終わるなど、連続してディフェンスストップができました。59失点ですし3ポイントシュートも6本だけで、ペイントエリアのシュート確率も31%ですから、数字だけ見ればいいディフェンスゲームだったと言えますが私たちはもっと理想が高いゲームをしなければダメです。
ウチェ選手に対しては特別な作戦はありません。彼女は点を取る選手ですから、取られ方が問題。そこは上手くいったと思います。テミトペは1on1でもっと良いディフェンスができると思います。吉田選手の3ポイントシュートはカギになると思っていました。爆発力がありますから、そうならないようそこは内尾に任せました。彼女はロックダウンプレーヤーです、しっかり責任を果たしてくました。相手に3ポイントシュートをバンバン決められたら流れが変わってしまいます。それは(我々にも言えることですけど)、気をつけなければいけません。

#52 宮澤夕貴
試合序盤は相手にオフェンスリバウンドを取られ、自分たちはターンオーバーが多かったところがあまり点差をつけられなかった原因だと思います。ただ試合を通してしっかりシュートを打ち切ることができ、セットディフェンスの成功率も高かったと思います。相手もアジャストしてくると思いますが、チームとして自分たちのプレーの遂行をしっかりやっていきたいと思います。
昨シーズンはケガで欠場が多かったんですが、今シーズンは万全状態ですし、林(咲希)やテミトペの加入もあってチームのバランスがいいので絶対優勝できるという自信がいつも以上にあります。そういう意味では「勝ちたい」と(コート上のインタビューで)コメントしました。
プレーオフは初戦が大事だというのは毎シーズン思っていることですが、相手(シャンソン)が波に乗っているので、受けて立つではなく自分たちのアグレッシブなディフェンスからというのをしっかりやらなければいけないと思っていました。
自分自身は3ポイントシュートもそうですけどスイッチされた時にどう動くのか、そういう面で頭をフル回転させて、考えてプレーしていましたし、準備してきたことが出せて良かったと思います。



#10 町田瑠唯
前半は相手のオフェンスリバウンドでなかなかいいリズムがつくれませんでした。オフェンスのリズム自体はそれほど悪くはなかったですが、ディフェンスリバウンドからブレイクという流れに持っていけなかったので、そこはしっかり修正して明日(第2戦)は臨みたいと思います。
前半は全員が思い切りよくシュートを打てていたし、判断良くプレーできていたので(自分の)アシスト数も増えたと思います。後半はスローダウンしてしまったというか、自分の判断やパスの質の悪さからターンオーバーになってしまったと思います。大事なところでミスをしてしまうと相手のリズムになってしまうことが多いので、そこは明日の試合に向けて修正していきたいと思います。
得点への意識として、みんなを活かす意味でも自分が得点することが大事だと思っています。今日(第1戦)は決め切れていないですけど、明日も迷わず打ち切りたいと思います。リバウンドもしっかりカバーして取りたいと思います。