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2024年4月9日(火)特集

『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第3戦 会見コメント

いつもWリーグへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第3戦を終えたHCおよび選手の会見コメントを掲載しました。



=シャンソン化粧品 シャンソンVマジック=

鵜澤 潤HC
今日(第3戦)も立ち上がりが良くなくて、相手に3ポイントシュートをかなりの確率で決められ、1Qで34点取られてしまいました。マンツーマンディフェンスで相手のトランジションを止めるのは難しいので、本来自分たちがやりたいバスケットではなかったんですが、昨日(第2戦)の試合で機能したゾーンディフェンスを多用しました。ゾーンで相手のペースをコントロールしようとしましたが、追いかける展開で、(今日は)なかなか上手くいかず負けてしまい悔しい結果になりました。
今シーズンは全チームから白星を取れたのは良かったですが、最後、目標には到達できませんでした。今後の成長のためには、もっと経験を積んで、強いチームから学んで、この経験を次に生かすことが大事だと思います。

#1 小池 遥
後がない中で戦いましたが、(イゾジェ)ウチェを使う策しかなく、そこが機能しなくなったらシャンソンとしての流れができませんでした。そこが敗因だと思います。今シーズンを振り返ると、前半戦から右肩上がりだったと思います。ただ、後半戦になるにつれてチーム全体が下がってしまい、そこでもう一度、何をすべきなのか、システムを見直す必要があるんじゃないかなど徹底しきれなかった結果が今日の第3戦目に出てしまったと思います。若手が多い中で、日に日に成長しているのを実感できたのは良かったですが、ファイナルの舞台に立つにはまだ経験が足りませんし、この負けを生かしてきたいと思っています。誰かを頼るのではなく、そこは全員でやっていけなければ意味がありません。5人でやるバスケット、富士通のようなバスケットができればいいのかなと思っています。



=富士通 レッドウェーブ=

BTテーブス HC
昨日(第2戦)と同じような出だしでしたが安心はできませんでした。昨日からの修正点について、最初から選手たちがしっかりわかっていて遂行してくれました。もうひとつはベンチメンバーの活躍が大きいと思います。プレータイムは短くてもターンオーバーをしないとか、積極的にプレーする、ペイントアタックするというのもそうですが大きかったです。今日のようにポジティブにプレーしてくれれば、富士通の強さがもっと出てくると思います。昨日は相手にオフェンスリバウンドを21本取られましたが、そこは抑えることができましたし、自分たちの3ポイントシュートが良かったことも満足しています。
昨日の試合は選手たち一緒にビデオで確認しましたが、相手のディフェンスはマッチアップゾーンだから、自分たちは今まで通りのオフェンスをすればいいと伝えました。セットオフェンスではなく連続のピック&ロールや、ウチェ選手のサイドからエントリーしないなど簡単なルールだけ。今日はモーションオフェンスのいろいろなフォーメーションができたと思います。富士通のオフェンスはスペーシングがすべてで、ファイブアウトでやりたいと思っています。今日は3ポイントシュートが(チーム全体で)9/10本です。90%……見たことない数字です(笑)。

#7 林 咲希
自分たちでミーティングをした中では、リバウンドの部分で良くないところが多かったということでした。今日は出だし40分間、リバウンドの部分など昨日(第2戦で)出た課題をしっかり修正してできたと思います。
ベンチメンバーが活躍してくれるのは嬉しいですし、自分たちもまた頑張ろうという思える活力をもらいました。今日(第3戦)は私も含めて、全員でやっていこうという声掛けが多かったので、ベンチメンバーも不安なく攻め気のあるプレーができたと思います。次のファイナルにつながるような試合内容になったと思いますし、ファイナルもみんなの力が必要になりますから、同じような声掛けをもう一度やることと、プレーの質を高めて行ければと思います。
今日はディフェンスが良かったので、オフェンスは何も考えることなくできたのがよかったと思います。3ポイントシュートについては自分の仕事なので、昨日は4/13本でしたがしっかり決めないといけないという気持ちで臨めたのがいい形で出たのかなと思います。



#10 町田瑠唯
昨日(第2戦)は後半のディフェンスがよくなくて、逆転されてしまいました。そこをもう一度、今日の試合は出だしから、ディフェンスの強度を高めることとリバウンドをしっかりとり切ることを全員で意識しました。オフェンスでは空いたら打つ、みんなが強気で攻めていくというのを全員ができていたと思います。そこは次のファイナルでも継続して、誰が出ても同じシステムで、同じ気持ちでプレーできるようにやっていきたいと思います。
昨日は得点が入らなくなった時間帯でバタバタしてしまったり、どこで攻めればいいのか曖昧になってしまったりしたので、今日(第3戦)はそこをクリアにして全員が共通理解を持って攻められたのがよかったと思います。それぞれが、このタイミングで打てるんだというのを理解していたので上手くハマったんだと思います。