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2012年3月21日(水)特集

第13回Wリーグ 各賞受賞コメント/ルーキー・オブ・ザ・イヤー

町田 瑠唯(富士通レッドウェーブ#10)

──高校時代はチャンピオンを経験し、いよいよWリーグデビューを果たしましたが?
実際にプレーすると、高校とのレベルの違いが身に沁みます。外から見ているだけではわかりませんが、ディフェンスの当たりが強かったり……そんな中でも、少しは通用したかなと思うのは“スピード”です。
──持ち味のスピードは通用しそうだと。改めて感じた課題は?
どの選手もプレッシャーが強かったので、自分が思っているプレーができなかったです。チームプレーにしてもまだ十分に理解できていない部分もあって、自分が指示をして選手を動かすことができませんでした。周りの選手がチャンスを広げようと動いたところに自分がパスを出す、そんな感じのプレーが多くなってしまったと思います。
──今後もポイントガードとしてゲームコントロールを任されるようになりますが?
パスばかり狙ってしまう場面がありました。自分で点を取りに行くことができなかったので、そこは修正しなければなりません。もっとドライブを仕掛けてチャンスを作り、そこからアシストも出せるようにならなければダメですね。自分でシュートまで行けば相手のマークを引き付けられるので、得点のチャンスが広がりますし、ゲームメイクも幅が広がると思います。自分の持ち味をもっと発揮したいです。周りには能力の高い選手がたくさんいるので、その能力を引き出せるようなプレーを心掛けていきたいと思います。