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2014年6月10日(火)特集

第15回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ・ブロック・ショット部門

JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷 来夢(2年連続3回目)

Q:2回目の受賞になりましたが、この部門は意識していましたか?
──ブロック・ショットに限らず、得点やリバウンドでもそうですけど、数字はまったく気にしていません。今シーズンは特に「チームで勝つ」というか、そういう意識をチーム全員が共有していたので、個人の表彰については考えていませんでした。

Q:狙っていたわけではないかも知れませんが、ブロック・ショットのコツをつかんだとか?
──そうですね、私の場合はサイズがあるので、相手のスクリーナーが抑えにきたり、シュート前にフェイクを入れてくることが多いんです。以前は相手に合わせて(焦って)跳んでしまったりしたこともあったのですが、そこは冷静に対応できるようになったというか、少し遅れて跳んでも大丈夫なんだと、自分に言い聞かせてプレーできるようになりました。ドライブを仕掛けてきても、待ち構えてブロック・ショットを狙う感じです。

Q:ファイナル3戦目も大事なところでブロック・ショットが決まりましたね?
──ゴール下で待って、タイミングを合わせて狙うようなプレーできるようになったと思います。もちろん、練習もしていますよ。私や宮澤がゴール下でディフェンスをやり、岡本や大沼がドライブを狙う。彼女たちは私たちのディフェンスをかいくぐってシュートまで行こうとしますし、私たちはそれを抑えよう必死に。これがお互いにとっていい練習になるんです。その効果が出たかもしれませんね(笑)
ファイナル第3戦は17リバウンドに、3本のブロック・ショット(残り51秒、残り9秒でブロック・ショット、69−65でリードの場面)。不思議と負ける気はしませんでした。チームで戦っているという意識が強く、思った以上にリラックスしてプレーできたのが良かったと思います。