Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

　先週開幕した第16回Wリーグ。開幕節を無傷で好発進したのは、デンソー、三菱電機、トヨタ紡織(いずれも2勝)、トヨタ自動車(1勝)の4チーム。この中から無敗でシーズンを突っ走るチームが出てくるのか?　それとも開幕節でつまずいたJX-ENEOS、富士通、シャンソン化粧品といったチームと星の潰しあいを重ねて戦国時代となるのでしょうか?

　好発進したデンソーが、開幕の富士通戦で勝利を逃したシャンソン化粧品と対戦します。(11/9(日)　いわき市立総合体育館)

　昨シーズン、チーム最高位のリーグ準優勝を経験したデンソーは、全チームから勝利を挙げるなど実力を示しました。またセミファイナルに進出した4チーム以外に負けたのは、シャンソン化粧品との最終戦1敗のみ。シャンソン化粧品は、富士通と勝ち星で並びながら、惜しくもセミファイナル進出を逃した強敵です。

　注目選手はデンソー・#8 高田。昨シーズンレギュラーシーズンMVP、ベスト5、平均得点、フィールドゴール成功率、リバウンドと個人賞5冠を達成した高田に足りないものは、チームの戴冠のみ。優勝を目指してチームをけん引します。
　対するシャンソン化粧品は #1 杉山。開幕戦で初めてスターターとなると、196cmの長身を活かして19得点と活躍。このままスターターに定着しチームの核となれば、その長身は他チームの脅威となることは間違いないだけに、今シーズンは大注目です。

　期待の大型センターが、リーグ屈指のセンターに挑戦する好ゲームです。この1勝、この1敗がそれぞれのチームに与える影響は大きく、最後に「あの1試合が!!」という試合となること必至です。目が離せません。

（写真左・デンソー #8 髙田真希選手／右・シャンソン #1 杉山美由希選手）