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2015年4月16日(木)特集

第16回Wリーグ・受賞者コメント/プレーオフMVP

JX-ENEOSサンフラワーズの7連覇で幕を閉じた第16回Wリーグ。
本日からは各賞受賞者のコメントをお届けいたします。

プレーオフMVP
JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷 来夢(2年ぶり2回目)

Q:3連勝で7連覇。今年のプレーオフはいかがでしたか?
──この3試合は、今まで一番悩んだファイナルになりました。1戦目、2戦目は自分へのマークが厳しくて、パスをさばくしかなかったです。1vs3ぐらいの感じで、相手のディフェンスは常に自分を見ている感覚でした。ボールを持ったらすぐマークに来るし……それでパスをさばいて他の選手が得点できたというのはありますけど。アウトサイドのシュートが当たっていれば勝利につながるから、それはそれでいいんですけどね。

Q:第3戦は追いかける展開になりましたが?
──第3戦はアウトサイドも当たりが来なかったので、自分が中にいるだけではダメ。「どうする!?」って考えて、「ボールをもらって積極的にゴールを狙う」という、いつもの自分らしいプレーができたと思います。ポストからのドライブや、ハイポストからのシュートなどもあって、自分がイメージするプレーヤー像に近い動きができたと実感しています。最後はいいとこ取り(ブロックショット)でしたけどね(笑)。ファイナルはよく我慢できたと思います。悩んだ時に仲間を信じ、きちんとパスを回せたのが良かったですね。

Q:自分の得点が伸びなくても、周りを生かすことができた?
──そうです。まさか、あれほどマークがキツくなるとは予想していませんでした。ファイナルであんなに思い切った(ディフェンスの)仕掛けがあるとは……。でも、それも面白かったです。勝ったから言えるんですけど、本当に良い経験ができたと思いますね。逆に考えれば、自分がマークされるキープレーヤーになったんだとポジティブになれました。だから、3戦目は「ここは自分がやろう!!」って強い気持ちで臨めたんです。絶対に勝てると思っていましたし、MVPという最高の評価を受けることができたのが嬉しいです。