SCHEDULE/RESULT日程/結果

02-03 Wリーグ ファイナル Jエナジー VS 日本航空

対戦カード Jエナジー VS 日本航空
会場 宇都宮市体育館
開催日時 2003年3月13日(木)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
Jエナジー 22 23 16 20 81
日本航空 21 24 14 15 74

リーグ戦中は3戦いずれも20点差以上をつけてJエナジーが勝利しているこの対戦。JALは一矢報いることができるだろうか?
1Q:立ち上がりはJALが#11矢代,#6堀部のドライブインと#12畑岸のリバウンドで先手を取り、守ってはJエナジーの大黒柱#15浜口にボールを入れさせない。やや堅さの見られるJエナジーは#9川上,#6大山のシュートで何とか応酬。1Q終了間際にJエナジー #15浜口がやっとシュートを決め、Jエナジーが1点リードで1Qを終える。

2Q:このクォーターでも均衡状態が続く。JALはスクリーンから#6堀部,#10柳本が3PTSを決めたり、#11矢代が速攻を決めるなど、理想的な展開。一方のJエナジーは個人技で得点を挙げる。中盤になるとJALの選手にファウルが目立ち始め、ディフェンスを3−2のマッチアップゾーンに切り替える。これが功を奏してオフェンスのリズムも戻り、前半は45−45の同点で折り返す。

3Q:後半に入ると両チームともシュートが入らず、このクォーター開始5分過ぎで2−2と我慢の時間帯が続く。残り4分を切り、Jエナジー#7紺野が3PTSを決めて54−57とこの試合最大の7点差となり、Jエナジーがこのまま一気に引き離すかと思われたが、粘るJALは#7薮内,#9野村のシュートで食い下がる。課題の3Qを乗りきったJALは61−59の2点差で最終クォーターに勝負を持ちこんだ。

4Q:開始直後にJAL#10柳本が3PTSを決めて逆転。その後も一進一退の展開だったが、残り5分でJALのキープレーヤー#7薮内が痛恨のファウルアウト。攻守の要を失ったJALに対して、Jエナジーが一気に畳み掛け、#11川畑のシュート,#10矢野の3PTSなどで点差が開いていく。JALは#11矢代,#6堀部の個人技で得点を返すのが精一杯となり、Jエナジーが苦しみながらもまず1勝を挙げた。