SCHEDULE/RESULT日程/結果
02-03 Wリーグ ファイナル Jエナジー VS 日本航空
対戦カード | Jエナジー VS 日本航空 |
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会場 | 宇都宮市体育館 |
開催日時 | 2003年3月13日(木) |
リーグ戦中は3戦いずれも20点差以上をつけてJエナジーが勝利しているこの対戦。JALは一矢報いることができるだろうか?
1Q:立ち上がりはJALが#11矢代,#6堀部のドライブインと#12畑岸のリバウンドで先手を取り、守ってはJエナジーの大黒柱#15浜口にボールを入れさせない。やや堅さの見られるJエナジーは#9川上,#6大山のシュートで何とか応酬。1Q終了間際にJエナジー #15浜口がやっとシュートを決め、Jエナジーが1点リードで1Qを終える。
2Q:このクォーターでも均衡状態が続く。JALはスクリーンから#6堀部,#10柳本が3PTSを決めたり、#11矢代が速攻を決めるなど、理想的な展開。一方のJエナジーは個人技で得点を挙げる。中盤になるとJALの選手にファウルが目立ち始め、ディフェンスを3−2のマッチアップゾーンに切り替える。これが功を奏してオフェンスのリズムも戻り、前半は45−45の同点で折り返す。
3Q:後半に入ると両チームともシュートが入らず、このクォーター開始5分過ぎで2−2と我慢の時間帯が続く。残り4分を切り、Jエナジー#7紺野が3PTSを決めて54−57とこの試合最大の7点差となり、Jエナジーがこのまま一気に引き離すかと思われたが、粘るJALは#7薮内,#9野村のシュートで食い下がる。課題の3Qを乗りきったJALは61−59の2点差で最終クォーターに勝負を持ちこんだ。
4Q:開始直後にJAL#10柳本が3PTSを決めて逆転。その後も一進一退の展開だったが、残り5分でJALのキープレーヤー#7薮内が痛恨のファウルアウト。攻守の要を失ったJALに対して、Jエナジーが一気に畳み掛け、#11川畑のシュート,#10矢野の3PTSなどで点差が開いていく。JALは#11矢代,#6堀部の個人技で得点を返すのが精一杯となり、Jエナジーが苦しみながらもまず1勝を挙げた。