WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：ＪＡＬは#7薮内の３ＰＴＳから始まり、コンビネーションプレーで着実に加点、７−０と好調な滑り出し。一方デンソーはＪＡＬのマッチアップゾーンを攻めあぐみ、#1江口の３ＰＴＳが決まるものの高さのあるＪＡＬのディフェンスのシュートリズムが取れずに得点が伸びず、ＪＡＬ７点リードで終了。

２Ｑ：ＪＡＬは１Ｑ同様力強い１ｏｎ１とスクリーンプレーを有効に利用した３ＰＴＳで連続８得点を挙げ、一気に点差を１５点に広げる。デンソーは#33斉藤のゴール下が決まり得点が動き出すが、アウトサイドシュートが決まらず残り４分でタイムアウト。その後はセンター#15服部のポストプレー，リバウンドなど３連続ゴールで息を吹き返し、６点差まで詰め寄って前半終了。

３Ｑ：疲れの見えてきたＪＡＬの動きに対し、デンソー#8小笠原が３ＰＴＳを含む３連続ゴールを決め、残り７分で一気に逆転に成功。その後もデンソーは速攻でＪＡＬのディフェンスを崩し、最大７点差をつけるが、ＪＡＬ#14堀部，#12矢代のがんばりで再び追いつき、デンソー２点リードで勝負は最終Ｑにもつれ込んだ。

４Ｑ：動きの戻ったＪＡＬは#5石田，#12矢代の１ｏｎ１で常に先行するものの、デンソーも４本のフリースローを確実に決めて延長に持ち越された。
延長：デンソーはゾーン・ディフェンスを敷くが、ＪＡＬは#12矢代にボールを集め、３連続ゴールで一歩抜け出す。デンソーはディフェンスをマンツーマンに戻し、厳しいマークから速攻につなげてＪＡＬの焦りを誘い、残り３分間はＪＡＬを無得点に抑えて鮮やかな逆転勝ちを収めた。