WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：試合開始からのシャンソンの厳しいディフェンスにＪＡＬは攻めあぐむ。しかし、セミファイナルに入ってシュートが絶好調のＪＡＬは、インサイドとアウトサイドからのバランスのよいオフェンスで、シャンソンのディフェンスを崩しながら#14堀部，#24大西にシュートを打たせる。シュート力の差が出て、１Ｑは２１−２８でＪＡＬがリードする。

２Ｑ：２Ｑに入っても、ＪＡＬは#10柳本，#14堀部の３ＰＴＳ攻勢が続き、差を広げていく。ＪＡＬはあくまでも２ｏｎ２，３ｏｎ３の基本プレーに徹することでシャンソンのディフェンスを崩し、逆に硬いディフェンスでシャンソンのオフェンスを阻む。シャンソンは３ＰＴＳがことごとく外れ、追いつけない。シャンソンはディフェンスをゾーンに切り替えるが、逆にＪＡＬはうまくスペースを作って３ＰＴＳを決めるなど、前半を終えて４０−５６とＪＡＬが１６点の大差をつける。

３Ｑ：後半になってからも、ゴール下でのシュートミスなどシャンソンのもたつきが目立つ。しかしディフェンスをダブルチームのゾーンに変えてから徐々にシャンソンのペースになり、残り９分の最大１８点差から残り３分、#7岡里の連続３ＰＴＳでついに同点に持ち込む。ＪＡＬはシャンソンの厳しいディフェンスに圧されてミスを連発、３Ｑは６９−６７とシャンソンがリードして終了。

４Ｑ：両チームとも譲らず一進一退の攻防が続く。シャンソン#8永田、ＪＡＬ#14堀部の両エースが奮闘するが、最後は疲れの見えたＪＡＬにシャンソンが畳み掛けて８８−８０で勝利、ファイナル進出を決めた。