SCHEDULE/RESULT日程/結果

01-02 Wリーグ ファイナル シャンソン VS Jエナジー

対戦カード シャンソン VS Jエナジー
会場 静岡アリーナ
開催日時 2002年3月9日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
シャンソン 11 15 21 9 56
Jエナジー 23 25 12 12 72

1Q:両チームとも気負いがあり、シュートに結びつかないが、ディフェンスはプレッシャーを掛け好展開。Jエナジーのオフェンスは徹底して#15浜口にボールを集めたインサイド攻撃。しかし、シャンソンも徹底した浜口マークで、シュートを決めさせない。シャンソンは有利にゲームを進めるが、ターンノーバーが多く、7−6から一気に10−15とリードを許す。Jエナジーは時折ゾーンとオールコートプレスを取り混ぜたディフェンスでシャンソンのオフェンスリズムを崩し、#15浜口,#10矢野らの得点で1Qは23−11とJエナジーのリード。

2Q:シャンソンはマンツーマンのプレッシャーディフェンスが更に厳しくなる。Jエナジーはゾーンディフェンスを組み、#55川崎を投入。#15浜口とのツインタワーでゴールを死守、オフェンスでのコンビプレーと、高さでシャンソンを圧倒する。シャンソンはアウトサイドのシュートに頼るのみとなり、#4奈良岡,#7岡里の3PTSで何とか追いすがる。しかし、中盤にJエナジーのディフェンスに押されてか、シャンソンにミスが連発、Jエナジーが速攻で#6大山,#15浜口,#10矢野が次々と得点、 8−26の大差で前半を終了した。

3Q:後半に入ると、第1戦で不調だった#15浜口がゴール下を決める。シャンソンは#8永田が孤軍奮闘、ゴール下でのリバウンドシュート、マッチアップのJエナジー#15浜口へのパスカットと一人気を吐く。Jエナジーはここで若手を投入、これを機にシャンソンもじりじりと追い上げ、残り30秒には#6島田が遠い位置から3PTSを決め、47−58で3Qを終了。

4Q:シャンソンは速いパス回しでJエナジーディフェンスを振り切ろうとするが、Jエナジーもこれに反応していく。Jエナジーのオフェンスもインサイドの#15浜口にパスを入れるが、シャンソンディフェンスの速いヘルプでダブルチーム、パスの出所を押さえてインターセプト。Jエナジーは代わりに#9川上が中へ切れ込んで行くが、シュートが外れて苦しい展開。残り6分、シャンソン#5山田が5ファウルで退場となるが、Jエナジーがガードを#1大神に代えたところでディフェンスの当たりを強くしてJエナジーのミスを誘い、残り5分、#6島田の3PTSで6点差まで詰め寄る。ここでJエナジーが1回目のタイムアウト。ここまででJエナジーの得点はわずか2点。シャンソンの猛追に焦るJエナジーはミスを連発、シュートへ持ち込むことができない。残り3分を過ぎて、シャンソンもシュートが外れだし、膠着状態が続く。残り2分、Jエナジーが#15浜口のコーナーからのミドルシュート,リバウンドからの速攻で#6山がシュートを決め、68−56と再び12点差をつけた。ここでシャンソンがタイムアウト。オールコートでのプレスディフェンスに出るが、Jエナジーがうまくパスを繋ぎ、#6大山のバスケットカウント。この後ゾーンディフェンスでシャンソンのアウトサイドシュートを阻んだJエナジーが72−56で粘るシャンソンを振り切り、1勝1敗の五分にした。