SCHEDULE/RESULT日程/結果
05-06 Wリーグ レギュラーリーグ W トヨタ VS 富士通
対戦カード | トヨタ VS 富士通 |
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会場 | 深谷市総合体育館 深谷ビッグタートル |
開催日時 | 2005年10月8日(土) |
昨年ベスト4のトヨタ自動車が今シーズンはどのような戦いを見せるか。今シーズン急成長の富士通は上位勢との対戦を勝ち越したいところ。
1Q:出だしは両チームとも1本づつ得点を挙げ、流れを掴もうとする。しかし、その後は互いに相手ディフェンスを崩せずにミスが目立つ。残り7分過ぎには、富士通が#12矢野のシュートで一歩抜け出す。序盤は2点差の攻防が続いていく。残り6分、富士通はテンポ良く入っていた外角のシュートが入らなくなる。するとここでトヨタが攻撃の手を強める。#2桜庭のアシストから#15池田のシュート、またポストとのうまい合わせで加点していく。1Qは、トヨタが富士通を8点リードして終了する。
2Q:トヨタの勢いが続くが、富士通は点差を離されまいと#1三谷、#7船引(ま)がシュートを決めていく。トヨタは1対1を中心とするハーフコートバスケットを展開し、交代して入った#1三浦、#3小田らがシュートを決めていく。一方、富士通はインサイドにボールを集めるが、トヨタの素早いディフェンスのカバーリングにミスがでてしまう。残り5分で点差は1桁だが、トヨタがゲームを支配している。残り3分、富士通は#12矢野のフリースローで加点して徐々に勢いを引き寄せる。そして残り30秒を切ったところで、富士通#9船引(か)の3Pが決まり、逆転に成功。富士通が1点リードして前半を折り返す。
3Q:富士通が前半最後の勢いのままゲームをリードしていく。#12矢野がディフェンスで活躍すると、トヨタの得点がピタリと止まってしまう。富士通は確実に得点を伸ばしていき、一時10点まで点差が拡がる。しかし、トヨタが#2桜庭のシュートで追い上げを見せると、点差はあっという間に詰まっていく。残り4分で、4点差までトヨタが詰め寄るが、ここで富士通#12矢野が、1分の間に3P2本を含む8得点を挙げて、再び10点とリードを拡げる。3Qを終了して、富士通が9点リード。
4Q:富士通が良くボールをコントロールして相手に主導権を握らせない。一方、トヨタは反撃しようとディフェンスをゾーンに変え、相手へのプレッシャーを強める。残り6分、トヨタは#8榊原、#15池田のシュートで追い上げを見せ、点差を6点に縮める。しかし富士通はここで慌てずにボールをしっかりコントロールし、相手のプレッシャーディフェンスを着実に攻め込み得点を挙げる。残り2分、トヨタはダブルチームでボールを取りに行くが、富士通が落ち着いてかわして勝負あり。
結局、ゲーム序盤はトヨタが勢いに乗りリードしたものの、富士通が堅実なオフェンスで追い上げを見せて、トヨタの猛攻を振り切って見事勝利した。