SCHEDULE/RESULT日程/結果

05-06 Wリーグ レギュラーリーグ W トヨタ VS 富士通

対戦カード トヨタ VS 富士通
会場 深谷市総合体育館 深谷ビッグタートル
開催日時 2005年10月8日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ 23 16 12 14 65
富士通 15 25 19 18 77

昨年ベスト4のトヨタ自動車が今シーズンはどのような戦いを見せるか。今シーズン急成長の富士通は上位勢との対戦を勝ち越したいところ。

1Q:出だしは両チームとも1本づつ得点を挙げ、流れを掴もうとする。しかし、その後は互いに相手ディフェンスを崩せずにミスが目立つ。残り7分過ぎには、富士通が#12矢野のシュートで一歩抜け出す。序盤は2点差の攻防が続いていく。残り6分、富士通はテンポ良く入っていた外角のシュートが入らなくなる。するとここでトヨタが攻撃の手を強める。#2桜庭のアシストから#15池田のシュート、またポストとのうまい合わせで加点していく。1Qは、トヨタが富士通を8点リードして終了する。

2Q:トヨタの勢いが続くが、富士通は点差を離されまいと#1三谷、#7船引(ま)がシュートを決めていく。トヨタは1対1を中心とするハーフコートバスケットを展開し、交代して入った#1三浦、#3小田らがシュートを決めていく。一方、富士通はインサイドにボールを集めるが、トヨタの素早いディフェンスのカバーリングにミスがでてしまう。残り5分で点差は1桁だが、トヨタがゲームを支配している。残り3分、富士通は#12矢野のフリースローで加点して徐々に勢いを引き寄せる。そして残り30秒を切ったところで、富士通#9船引(か)の3Pが決まり、逆転に成功。富士通が1点リードして前半を折り返す。

3Q:富士通が前半最後の勢いのままゲームをリードしていく。#12矢野がディフェンスで活躍すると、トヨタの得点がピタリと止まってしまう。富士通は確実に得点を伸ばしていき、一時10点まで点差が拡がる。しかし、トヨタが#2桜庭のシュートで追い上げを見せると、点差はあっという間に詰まっていく。残り4分で、4点差までトヨタが詰め寄るが、ここで富士通#12矢野が、1分の間に3P2本を含む8得点を挙げて、再び10点とリードを拡げる。3Qを終了して、富士通が9点リード。

4Q:富士通が良くボールをコントロールして相手に主導権を握らせない。一方、トヨタは反撃しようとディフェンスをゾーンに変え、相手へのプレッシャーを強める。残り6分、トヨタは#8榊原、#15池田のシュートで追い上げを見せ、点差を6点に縮める。しかし富士通はここで慌てずにボールをしっかりコントロールし、相手のプレッシャーディフェンスを着実に攻め込み得点を挙げる。残り2分、トヨタはダブルチームでボールを取りに行くが、富士通が落ち着いてかわして勝負あり。   
結局、ゲーム序盤はトヨタが勢いに乗りリードしたものの、富士通が堅実なオフェンスで追い上げを見せて、トヨタの猛攻を振り切って見事勝利した。