WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：立ち上がりは両チームともハーフコートのマンツーマン・ディフェンスでスタート。デンソーが先手を取るが、富士通も入れ替えし互角の展開。その後も互いに小気味よいリズムで得点を重ねて一進一退の攻防となる。ノーマークを確実に決めたデンソーが６点リードで１Ｑ終了。

２Ｑ：互いにディフェンスに激しさを増し、１Ｑから一変して守りあいとなり、５分を過ぎたところで、富士通はノーゴール，デンソーは４点とロースコアの展開。２０−３０とデンソーが１０点リードしたところで富士通がタイムアウト。ディフェンスを１−２−２のゾーンに切り替える。デンソーはこれを攻めあぐねて失速、ディフェンスからリズムを取り戻した富士通は残り２分を切ったところで３１−３０と逆転に成功。オフェンスリズムを崩したデンソーはタイムアウトを取り、その後#11渡邉のポストプレーで再び逆転して前半を終える。

３Ｑ：富士通のディフェンスに対してインサイドを利用して対応するデンソーに対し、前半のリズムを維持している富士通。一進一退の攻防が続くが、次第にデンソーのシュートが落ち始め、#11渡邉が一人気を吐き苦しい場面を背負う。一方富士通は#12矢野が勝負強さを見せ５４−４８と富士通がリードして３Ｑ終了。

４Ｑ：何度もシュートチャンスを作りながらリングに嫌われるデンソーに対し、着実に加点する富士通。２度のタイムアウトで流れを変えようとするが、ゲームの流れは変わらず富士通のまま。点差は少ないがゴールの遠いデンソーに対し、確実なゲーム運びで富士通がタイムアップまで押し切った。