WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

【前半】両者ともマンツーマン・ディフェンスでスタート。出だしは高さのある三菱電機がリバウンドと積極的なディフェンスで１０−０とリード。日立戸塚は早めのタイムアウトとメンバーチェンジで対応するが、リバウンドが取れずにファウルがかさみ、思うようなゲーム展開が作れない。中盤、三菱電機はオフェンスが止まったところで#７金のカットインでリズムをつかもうとする。それに対し日立戸塚は#２４白数のアウトサイドシュートですがりつくが点差は縮まらない。終盤、三菱電機#３河崎が３ＰＴＳを決めて１５点差とすると、日立戸塚はディフェンスを２−３ゾーンに切り替るが三菱電機優位は変わらない。ラスト数秒で日立戸塚#１３小寺が３ＰＴＳを決めて会場を沸かせたが、３７−２３と三菱電機リードで前半終了。

【後半】何とか追いつきたい日立戸塚は積極的にディフェンスを仕掛けるがチャンスをつかめず、タイムアウトを取ってセットオフェンス中心の攻撃で手堅く得点を狙っていく。しかし点差は縮まらず、残り９分に２回目のタイムアウトを取ってディフェンスをオールコートの１−２−２ゾーンプレスで仕掛け機会を狙うが、三菱電機は得点差からか落ち着いたパス回しでこれをかわして無難にゲームを進める。残り２分、勝利を決定付ける#３河崎の３ＰＴＳが決まるとその後は３０秒をフルに使ってパスを回し、日立戸塚のファウルゲームを振り切って開幕勝利をあげた。