WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームともマンツーマン・ディフェンスで試合開始。序盤、トヨタが＃８榊原，＃１三浦の連続３ＰＴＳ，＃１５池田の速攻で８−０とＪＯＭＯをリード。対するＪＯＭＯは＃１４山田のゴール下，＃１大神の速攻で８−４とする。ＪＯＭＯは＃１４山田を中心にゴール下にボールを集め、着実に得点を重ねていく。一方トヨタは、徐々にファウルがかさんで苦しい展開。終了間際、トヨタ＃１５池田がブザービーターを決めて１７−１６で１Ｑを終了。

２Ｑ：序盤は、トヨタ＃５吉田が３ＰＴＳ，２ＰＴＳ，＃８榊原の速攻からの３ＰＴＳと連続８得点を挙げて２５−１６とリードを奪う。ＪＯＭＯは少しずつ得点を返していくものの、残り３分３９秒、トヨタ＃５５角井がＪＯＭＯ＃１４山田のファウルをもらいながらバスケットカウント。フリースローも確実に決め、９点差に押し返す。ここから一進一退の攻防が続き、３３−２６で２Ｑ終了。双方ディフェンスが堅く、ロースコアの展開。

３Ｑ：ＪＯＭＯは＃１４山田のゴール下、＃８田中のシュート，＃１１川畑のリバウンドからのシュートと連続６点を挙げて残り７分３０秒で３３−３２と１点差に詰め寄る。ここでトヨタはたまらずタイムアウトを請求。落ち着きを取り戻したトヨタは、＃８榊原の速攻からの３ＰＴＳで再び７点差としたところで、今度はＪＯＭＯがタイムアウト。ＪＯＭＯ＃１４山田の連続得点により１点差に詰め寄った残り４分、ＪＯＭＯ＃８田中が負傷退場。しかしＪＯＭＯは残り２分３０秒についに逆転。残り６秒にはＪＯＭＯ＃１２吉田がドライブからのシュートを決め、４２−４６とＪＯＭＯがわずかに４点リードで最終クォーターへ。

４Ｑ：ＪＯＭＯの激しいプレッシャーディフェンスに、インサイドでの決め手に欠くトヨタは、アウトサイドに活路を見出そうとするが、疲れからか前半よく決まった３ＰＴＳがことごとくリングに嫌われる。残り５分、トヨタ＃１５池田がバスケットカウントを決め、フリースローも決めて５点差まで追い上げる。残り１分、トヨタはファウルゲームに持ち込もうとするがＪＯＭＯがそのまま逃げ切り、５５−６２で接戦をものにした。