SCHEDULE/RESULT日程/結果
07-08 Wリーグ レギュラーリーグ W シャンソン VS 富士通
対戦カード | シャンソン VS 富士通 |
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会場 | 白石市文化体育活動センター(ホワイトキューブ) |
開催日時 | 2007年11月10日(土) |
【富士通が辛くも逃げ切り勝ち!】
1Q: 両チームマンツーマン・ディフェンスでスタート。シャンソンはフルコートのマンツーマン・ディフェンスで仕掛けを見せるが、富士通は#1三谷,#12矢野(良)のオフェンスリバウンドから着実に加点しペースを作る。富士通のハーフコートマンツーマンに序盤は外からの無理なシュートが多く、リードを許したシャンソンだが、#8石川のインサイドで対抗。残り3分、シャンソンは#23池住のドライブインで14−13と逆転。両チームミスが続き得点が伸びないところで、シャンソンは#7相澤が連続で3PTSを沈める。富士通は#45名木,#12矢野(良)のインサイドを軸に加点、22−19とシャンソンが3点リードで1Q終了。
2Q: 富士通は#1三谷,#45名木のインサイド陣にボールを集めてペースをつかみ、残り6分、#7船引(ま)がゴール下で決め、23−23の同点に追いつく。シャンソンは#23池住に代え#11森本を投入、激しいフルコートプレスで富士通のターンンーバーを誘い、残り5分で31−26とシャンソンがリードを広げたところで富士通はたまらずタイムアウト。その後シャンソン#7相澤、富士通#8矢野(優)がそれぞれ3PTSを決め、拮抗した展開となるが、富士通は#12矢野(良)のドライブインをきっかけに3連続ゴール。残り3分を切って1点差に迫る。流れを変えたいシャンソンは、#23池住をコートに戻すが、富士通#12矢野(良)のインサイドでの強さは止まらず、ゴール下のプレーでついに34−35と逆転に成功。#12矢野(良)は終了間際にもステップインからシャンソンのファウルを誘いバスケットカウント。フリースローも確実に沈め、36−38と富士通が2点差で前半を折り返す。
3Q: 富士通が#7船引(ま)の3PTS,2PTSの連続ゴールで上々の滑り出し。富士通は多彩なオフェンスを展開しペースをつかむとともに、ディフェンスの激しさも増し、残り7分、40−47とリードを広げたところでシャンソンがタイムアウト。シャンソンはフルコートマンツーマンを継続、富士通のターンノーバーを誘発するもののオフェンスでミスが多く、追い上げのきっかけをつかみきれない。シャンソンは、残り3分の富士通のタイムアウトをきっかけに、フルコートゾーンプレスを仕掛けるが、富士通は#45名木,#1三谷が3PTSを決め、シャンソンのチェンジングディフェンスに冷静に対応する。富士通が一気に振り切るかと思われたが、終了間際にシャンソン#45渡辺が連続3PTSで対抗、53−59と粘りを見せ、4Qにつなげた。
4Q: 富士通は#45名木がゴール下でねじ込み先制したが、残り9分、その#45名木が3回目のファウルを犯して以降、富士通はシュートミスが続く。対するシャンソンは#45渡辺が3本目の3PTSを沈め、反撃ののろしを上げる。アウトサイドのマークが厳しくなったところの隙をつき、#5藤生がインサイドに飛び込みゴール下で決めると、フルコートのディフェンスにも激しさが増し、富士通のターンノーバーから#45渡辺がレイアップを決め、残り7分で62−61と逆転に成功。追いつかれた富士通はタイムアウトで落ち着きを取り戻す。中盤は守りあいのゲームとなりお互いにシュートの精度を欠く中、富士通はオフェンスリバウンドに粘りを見せ、残り2分20秒、#12矢野(良)の決勝の3PTSにつなげる。残り1分、シャンソンは#7相澤を投入し、必死のディフェンスから残り10秒でディフェンスリバウンドを獲得、しかし同点を狙った3PTSは大きくリングを外れ、65−68でタイムアップ。ロースコアの展開ながらリバウンドで優位に立った富士通が1戦目をものにした。