SCHEDULE/RESULT日程/結果

07-08 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JOMO VS 富士通

対戦カード JOMO VS 富士通
会場 松本市総合体育館
開催日時 2008年2月21日(木)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JOMO 22 17 15 11 65
富士通 22 9 27 12 70

【富士通が逆転で第1戦を制す!】

1Q:JOMOは#1大神のドライブ、#8田中の3Pで5−0とリズムに乗ってゲームに入った。対する富士通も#1三谷の3P、#7船引(ま)のドライブで対抗し、一進一退の展開となった。JOMOは#1大神のドライブ、#14山田のゴール下を起点としてリードするものの、富士通はパスを展開し、#7船引(ま)、#12矢野(良)の3Pで追いついていく。1Q終了間際には、JOMOは#8田中のジャンプシュートで22−19と3点リードするものの、ここでも富士通は#12矢野(良)の3Pで追いつき22−22の同点とした。

2:両チームとも決め手に欠き得点できないまま2分半が過ぎた。1Q同様に、JOMOはインサイドをねらい、富士通は3Pをねらう。4分経過してもJOMOが6得点、富士通が5得点と両チームとも得点が伸びず、苦しい展開となった。ゲームは4分を切ってのJOMOのタイムアウトから動き出す。JOMOはゾーンディフェンスにチェンジし、富士通のリズムを崩しにかかった。これが功を奏し#6内海のシュート、#1大神の1ON1で連続得点し7点のリードを奪う。結局このQで富士通はわずか9得点しかできず、31−39とJOMOに8点のリードを許し前半を終わった。

3Q:3Qは出だしから得点の取り合いとなった。JOMOはインサイドを積極的について#14山田のシュートなどで得点を重ねる。47−40とJOMOが7点リードしていた場面で、富士通はディフェンスでプレッシャーをかけ24秒オーバータイムを誘った。ここから流れが富士通に傾き、#5畑の2本の3P、#7船引(ま)のシュートなどで13連続得点し、残り3分で55−52と逆転に成功する。その後、JOMOは#14山田のゴール下で得点するものの、富士通は#12矢野(良)が落ち着いてシュートを沈め富士通が4点のリードを奪って3Qが終了した。

4Q:3Qの流れのまま富士通は#12矢野(良)のシュートなどで7連続得点し11点リードする。残り8分12秒でJOMOはたまらずタイムアウトを請求した。この後、#1大神のパスから#15諏訪のシュートが決まるなど徐々にJOMOは流れをつかんでいった。これに対して富士通は3Pをねらうものの決まらず約4分間無得点であった。この間にJOMOは#6内海、#1大神のシュートで7連続得点し、61−65と残り4分44秒で4点差まで詰め寄った。この苦しい場面で富士通は#12矢野(良)がリバウンドシュートを決め、バスケットカウント。ボーナススローもきっちりと沈め67−61と富士通がリードを保った。残り2分39秒でJOMOは最後のタイムアウトを請求する。タイムアウト後JOMOは#15諏訪のシュートで連続得点し65−67と2点差まで詰め寄ったが、残り1分24秒で富士通#1三谷が24秒オーバータイムギリギリで放った苦しい体制のシュートがゴールに吸い込まれ69−64と富士通のリードは5点となった。JOMOの必死の攻撃も報われず、最後はファールゲームを仕掛けるが、最後は富士通#7船引(ま)がフリースローを1本きめ、70−65で富士通が初戦を飾った。