SCHEDULE/RESULT日程/結果

07-08 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JOMO VS 富士通

対戦カード JOMO VS 富士通
会場 代々木第2体育館
開催日時 2008年2月24日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JOMO 9 15 11 20 55
富士通 13 16 17 32 78

【富士通が初優勝に王手!】

1Q:JOMO#1大神のジャンプシュートから試合が始まる。富士通は持ち前のディフェンスからペースをつかもうとする。開始2分、富士通は#12矢野(良)が相手ファウルからフリースローでチーム初得点。その後、JOMOは#8田中、#12吉田の得点で4点をリードする。富士通は、ゴール下のJOMO#14山田を二人がかりでマークして、相手のゴール下得点をシャットアウト。中盤、どちらのチームも得点が止まり硬直状態が続くが、残り3分、富士通が#1三谷の外角シュートで9−10と逆転に成功。すると、動きの良くなった富士通は、#5畑、#12矢野が得点を決めてリードを広げる。1Q終盤、富士通が勢いに乗り、9−13とリード。

2Q:富士通がディフェンスで良い動きを見せる。#5畑がJOMO#14山田を徹底マーク。開始約3分間は、どちらのチームも得点がなく、シュートミスが続く。残り7分でJOMOがタイムアウト、しかし、富士通ディフェンスを崩せずにJOMOは苦しい展開が続く。一方、富士通は#5畑、#9船引(か)の2連続3Pシュートで点差を10点と広げる。残り4分、JOMOはオフェンスが徐々に機能し始め、#15諏訪、#8田中の外角シュートで点差を詰める。残り3分で14−22。8点差を追いかけるJOMOは、#1大神の活躍で5点差まで追い上げる。富士通は#9船引(か)が3Pシュートで、相手の反撃にストップをかける。その後は5点差の攻防が続いて、24−29の富士通リードで2Q終了。

3Q:後半先制したのは、JOMO。ゴール下の#14山田がこの試合初得点を決め、チームも勢いに乗る。残り6分で、JOMOが#53林の得点で2点差にまで迫る。富士通は、#5畑がこの試合10点目と好調、点差を広げる。残り4分、富士通が#1三谷のレイアップで得点すると、JOMOはたまらずタイムアウト。激しいディフェンスから#1大神、#15諏訪の活躍で再び点差をつめる。残り2分、交代して入ったJOMO#6内海が決めると、今度は富士通がタイムアウトを請求。すると、すぐさま#1三谷が24秒ブザーと同時にゴールを決め、再度引き離しにかかる。残り1分には、途中交代の富士通#45名木が5得点の活躍で35−46の11点差。

4Q:出だしから#1三谷の3Pシュート、#5畑の得点で、富士通が勢いに乗る。開始2分、39−56となったところで、JOMOは後半2回目のタイムアウト。しかし直後のディフェンスでは、富士通オフェンスに幾度となくリバウンドを抑えられ、得点へとつなげられてしまう。残り5分、打開策の見つからないJOMOは、3回目のタイムアウト後からオールコートのディフェンスを展開。ハーフコートでも積極的にボールを奪いにいく。しかし、富士通はJOMOディフェンスの一瞬の隙をついて、#12矢野が連続得点。そして残り3分、富士通の得点はついに70点に達する。得点チャンスを確実にものにしたいJOMOだが、なかなかシュートが決まらない。対照的に、富士通は落ち着いてボールをコントロールして確実に加点していく。残り1分30秒には、富士通は#11蒲谷、#51中畑をコートへ。短い時間ながらも控えメンバーが活躍を見せ、会場を盛り上げる。JOMOは、#1大神が最後までゴールを決め食らいつくが、23点差を詰めることはできなかった。これで富士通が対戦成績を2勝1敗とした。