SCHEDULE/RESULT日程/結果
07-08 Wリーグ プレーオフ/ファイナル 富士通 VS JOMO
対戦カード | 富士通 VS JOMO |
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会場 | 代々木第2体育館 |
開催日時 | 2008年2月26日(火) |
1Q:両チームともマンツーマン・ディフェンスでスタート。富士通はJOMOインサイド#14山田に対してカバーディフェンス。JOMOはアウトサイドのシューターに対してプレッシャーディフェンスで対抗する。オフェンスではまず富士通が#7船引(ま),#1三谷,#5畑の活躍で残り5分50秒には9−4とリード。JOMOはインサイドの#14山田にボールを集めるがシュートミスが多く、残り5分には11−4とさらに富士通に引き離される。その後も富士通は#9船引(か)の3PTSなどで残り3分には17−8と大きくリード。しかし、ここからJOMOはディフェンスのプレッシャーを強め、#12吉田,#8田中,#1大神が富士通のミスからスティールなどで連続得点を挙げて、1分30秒で19−21と逆転し、1Qをリードして終える。
2Q:JOMO#1大神のシュートで始まり、富士通#1三谷が3PTSを入れ返す。その後も富士通は#5畑、JOMOは#12吉田,#14山田のシュートで、残り4分15秒、27−29とJOMOがリード。富士通はJOMOのプレッシャーディフェンスに圧倒され、シュートミスが目立つ。残り2分30秒、JOMO#14山田のシュートで27−33とJOMOが点差を広げる。ここで富士通は#12矢野に代えて#45名木を投入。残り1分30秒、JOMO#8田中の3PTS,#14山田のシュートで28−38と10点差をつける。残り40秒、またもJOMO#8田中の3PTSが決まって28−41と完全に主導権を握る。タイムアップ直前、JOMO#1大神がシュートを決めて28−43、JOMOのプレッシャーディフェンスと速いオフェンス展開が効果的に決まり、大量リードで前半を折り返す。
3Q:出足からJOMO#8田中の3PTS,#14山田のインサイドが決まると、富士通はディフェンスをゾーンに変えるが、JOMOは速いオフェンス展開で#1大神のドライブからのジャンプシュート,#14山田のインサイドと、アウト・インで富士通のゾーンを崩す。富士通はたまらずマンツーマンに変えたがJOMOの勢いは止まらず、#1大神,#8田中らがおもしろいようにシュートを決め、残り5分には33−57と一方的な展開となる。その間、JOMOは徹底してディフェンスでプレッシャーをかけて富士通得意のアウトサイドシュートを抑える。残り3分を切って富士通はオフェンスが積極的になり、#45名木,#12矢野(良)の連続得点で、残り1分42秒、42−61と点差を詰める。しかしJOMOは#8田中がすかさず3PTSを入れ返す。富士通も#51中畑が3PTSで応戦。3Qを終えて45−65とJOMOが20点差をつけた。
4Q:富士通はオールコートでプレッシャーをかけ、オフェンスも速い展開にして一気に逆転を狙うが、JOMOは落ち着いて攻め、点差はなかなか詰まらない。残り6分過ぎから富士通に疲れが見え、JOMOが24秒いっぱいを使って時間を消化、富士通の焦りを狙う。40分間を通してプレッシャーをかけ続けたディフェンスと、得意の速いオフェンスで思い切りのよいシュートに持ち込んだJOMOの快勝であった。