SCHEDULE/RESULT日程/結果
08-09 Wリーグ レギュラーリーグ W 日立ハイテク VS 日本航空
対戦カード | 日立ハイテク VS 日本航空 |
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会場 | 白石市文化体育活動センター(ホワイトキューブ) |
開催日時 | 2008年12月7日(日) |
1Q:両チームともマンツーマン・ディフェンスでスタート。立ち上がりは両チームともリズムをつかめず、こう着状態のまま3分間が経過。徐々に緊張がほぐれると、日立ハイテク#5山田、#21本間、JAL#11矢代、#21永石らのシュートが決まり始め、試合が動き出した。残り5分から3分まではJALのディフェンスがすばらしく、日立ハイテクをリズムに乗せず、攻めては#21永石、#11矢代らの連続得点で8-14とリードして抜け出すかに思われた。しかしここで日立ハイテクは#23磯山が鮮やかなスティールから速攻を決めるとリズムを取り戻し、18-16と日立ハイテクが逆転して1Q終了。
2Q:最初に日立ハイテク#23磯山の3PTSが決まり、21-16と日立ハイテクが抜け出すムード。しかし残り8分でJALがタイムアウトを取った後は、JALが連続得点で再び追いつき、その後は一進一退の展開となる。日立ハイテクが#5山田のドライブや#21本間のフックシュートなどで得点を重ねると、JALは#1高橋がドライブで対抗して一歩も譲らず。残り1分31秒、日立ハイテクはタイムアウトを取ったが、その後JAL#5山田に連続得点を決められ、32-35とJAL3点リードで前半終了。
3Q:立ち上がりから3分間でJALが大きなチャンスをつかみ、#1高橋の3連続得点を含む大活躍で一気に37-50までリードを広げる。日立ハイテクはミスが目立ち、3Q開始からの5分間でわずか5得点と苦戦、JALがゲームの流れを支配したかに見えた。しかし、5分経過したところから流れは逆転。ペースをつかみかけたJALが大事に攻めようとしてミスをし始めたのに対して、日立ハイテクはスローペースながらも着実に1本ずつ返していくようなゲーム運びで、残り3分には46-52と6点差まで追い上げた。ラスト3分では逆にJALの焦りを誘い、終了直前には日立ハイテク#23磯山が再び鮮やかなスティールから速攻を決めて1点差に迫り、53-54JAL1点リードで3Q終了。
4Q:最初に日立ハイテクが#5山田の3PTSで逆転に成功し、その後はどちらも決め手を欠いたまま、一進一退の展開で試合は終盤までもつれ込んだ。残り2分で62-62の同点となり、JALがタイムアウト。この後、日立ハイテクは#5山田、#23磯山がファウルをもらってフリースローを確実に決め、残り1分16秒で68-65と3点リード。ここでJALがタイムアウト。#11矢代がゴール下に飛び込んでファウルを誘いフリースロー。これを2本とも決めて1点差に迫り、残り1分02秒で日立ハイテクのスローイン。JALはオールコートで当たるが、逆に日立ハイテク#11野田がこれを突破してゴール下でノーマークを作り、#23磯山がシュートを決めて3点差。これでゲームは決まったかに見えたが、直後にJAL#11矢代が体勢を崩しながらも劇的な3PTSを決めて、70-70で延長戦に突入。
延長:延長戦も最後まで手に汗握る展開。JALが#8岩村のフリースロー、#21永石の3PTSなどで先行したが、日立ハイテク#23磯山のドライブ、#11野田のドライブなどで対抗して一歩も譲らないまま、残り1分を迎えた。ここでも日立ハイテク#23磯山が見事なスティールを見せて速攻につなげ、77-77の同点に追いつく。しかしその後、JALは#8岩村がフリースローを冷静に決め、さらに#1高橋がジャンプシュートを決めて3点差とし、77-80で、粘る日立ハイテクを振り切ってJALが勝利した。