SCHEDULE/RESULT日程/結果
08-09 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JOMO VS シャンソン
対戦カード | JOMO VS シャンソン |
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会場 | 代々木第2体育館 |
開催日時 | 2009年3月10日(火) |
1Q:優勝を決めたいJOMOと逆王手をかけたいシャンソンのファイナル第4戦、先手を取ったのはJOMO。第3戦同様、#14山田にシャンソンのディフェンスが寄ったところを、アウトサイドに展開。#53林、#8田中の3ポイントシュートが効果的に決まる。5分で17−4と一気にシャンソンを突き放す。シャンソンも#8石川、#23池住のドライブで得点を重ねて追いかけ、28−20と一桁差まで詰めて第1クォーターを終える。
2Q:開始早々シャンソン#25藤吉のゴール下、#7相澤の3ポイントシュートで5点差まで詰め寄る。守ってはゾーンディフェンスにスイッチして、JOMOのパスにプレッシャーをかけミスを誘う。JOMOもタイムアウトをとりオフェンスを修正。JOMOは#12吉田が積極果敢にゴールを目指し、残り5分には39−29と再びリードを広げる。シャンソンは得点が伸びず我慢の時間が続くが#7相澤が打開。3ポイントシュートを決め、JOMOのミスから#6内海のアンスポーツマンライクファウルを誘う。残り2分を切って#24中川の連続得点でシャンソンが42−39と3点差まで詰め寄る。JOMOはここから#53林がチームを牽引。前半4本目の3ポイントシュートを沈め、オフェンスリバウンドをもぎとり、#12吉田のシュートを引き出す。JOMOが49−41とリードを広げて折り返す。
3Q:シャンソンは#24中川の3ポイントシュート、リバウンドショットと得点を重ねるが、リバウンド、ルーズボールをJOMOに奪われ、リズムがつかめない。JOMOは#12吉田がオフェンスリバウンドに飛び込みオフェンスの回数を増産し、#6内海、#8田中のシュートにつなげる。ディフェンスでもすばやいカバーディフェンスでシャンソンを苦しめ、じわじわとリード広げ、残り3分を切って67−52と15点差をつける。しかし、シャンソンも意地を見せる。#7相澤、#45渡辺が連続して3ポイントシュートを沈め、67−58と一桁差に戻し、#23池住のスティールからレイアップシュート、#7相澤の3ポイントシュートと2分間で67−63まで詰め寄り、第3クォーターを終える。
4Q:JOMOは#15諏訪のゴール下シュート、#8田中の3ポイントシュートで72−63とリードを広げる。シャンソンも#45渡辺、#7相澤のシュートで追いかけ、残り6分には76−74と1ゴール差まで詰めるが、ここでJOMO#8田中に3ポイントシュートを連続して決められ、82−74とリードを広げられる。シャンソンは5分の時間を残し最後のタイムアウトをとって勝負をかける。JOMOが#14山田のインサイドで得点を取りに来るのに対して、#7相澤、#45渡辺の3ポイントシュートで点差を詰める。ディフェンスではオールコートでプレッシャーをかけてJOMOのミスを誘い、#7相澤のシュートで92−91まで詰め寄ると、すぐさまファウルをしかけて時間を10秒8で止める。このファウルで得たフリースローをJOMO#12吉田が2本とも沈め、94−91とするが、シャンソン#7相澤が3ポイントシュートを沈め94−94の同点。JOMOは3秒1の残り時間を#12吉田に託すが、シャンソンのディフェンスに阻まれ、94−94のまま延長へ。
延長:第4クォーターの勢いをそのまま持ち込んだシャンソンが先手を取る。#23池住のシュートでこの試合初のリードを奪い、リズムをつかむ。JOMOはリズムがつかめないまま、残り1分16秒には#12吉田が5ファウルで退場してしまう。しかしここから#4立川が#14山田のゴール下シュート、#8田中の逆転3ポイントシュートを演出し、106−105とJOMO1点リードでシャンソンがタイムアウト。残りの29秒5で逆転を狙うが、痛恨の24秒オーバータイム。シャンソンはファウルゲームをしかけるがJOMOが逃げ切り、107−105で2年ぶりの優勝を決めた。