SCHEDULE/RESULT日程/結果

09-10 Wリーグ レギュラーリーグ W 富士通 VS 三菱電機

対戦カード 富士通 VS 三菱電機
会場 佐伯市総合体育館
開催日時 2009年10月17日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 19 28 32 28 107
三菱電機 6 20 13 19 58

1Q: 両チームともマンツーマン・ディフェンスでスタート。立ち上がり、富士通のハーフコートでの強いプレッシャーや、素早いカバーリングに三菱は攻めあぐむ。一方、富士通は#7船引のドライブシュートや#5畑のインサイド攻撃、さらに #51中畑のスティールからの速攻により確実に得点を重ねる。中盤、三菱は#33松島を投入し、2ガードでディフェンスを強化。富士通の速いパス回しからの攻撃を止めようとするが、確実に得点を積み重ねた富士通が19‐6の11点差で1Qを終了。
   
2Q:11点差を追う三菱ボールからのスタート。#14関根のターンアラウンドシュートが決まるが、すかさず富士通#51中畑が3Pで応酬。再び三菱#6横山のインサイドからの得点が入るが、富士通#51中畑の3Pやスティールからの得点を含む、3連続得点で流れをつかむ。三菱は2-3のゾーン・ディフェンスに切り替えるが、富士通がノーマークからのシュートを次々と決めて得点を重ねる。三菱もインサイドの#15藤井や#6横山の得点から流れをつかもうと試みるが、富士通の#5畑を中心に堅固なディフェンスを崩すことができないまま、2Q終了間際、三菱のドライブからのパスアウトを富士通がスティールし速攻、#22立川のシュートが決まり47-26で終了。前半を通じて富士通のDFが機能し、三菱が攻めあぐねる場面が多く見られた。

3Q: 富士通ボールで後半がスタート。序盤はお互いの速い攻め上がりと、力強いディフェンスによりスピード感のある試合運びとなった。しかし、富士通#8鈴木のリバウンドからのシュート、#7船引のスティールからのドライブ、さらには#51中畑の3Pなど立て続けにシュートが決まり、一気にリズムをつかんだ。中盤、三菱は前半同様に富士通の素早いカバーリングなど堅いディフェンスを崩せず、ノーマークを作ることができない。無理なドライブインから逆にボールを奪われ得点を広げられる。終盤、三菱は富士通の速い展開からのアーリーオフェンスを止めきれず、ゾーン・ディフェンスへチェンジ。富士通はこの試合を通じて初のタイムアウトを取り、これに対応。イン・アウトのパッシングから確実に得点を重ねる。終了間際、三菱#14関根がドライブインからバックシュートを決め一矢を報いた。79−39富士通のリードで3Q終了。

4Q:三菱#54橋本が果敢にドライブインを試みるが、富士通ディフェンスを打ち崩せず、逆に富士通#45名木のカットから、#11蒲谷につないで得点。さらに、富士通#13石川の3Pが決まり連続得点となる。三菱は#54橋本のミドルシュートで応戦するものの、すかさず、富士通#21有明が決め返す。三菱もインサイドの攻撃で得点を重ねるが、富士通のディフェンスを崩すまでには至らない。逆に、富士通は三菱のオールコートマンツーマン・ディフェンスのスペースを抜け、ドライブからのアシストでノーマークを作り、得点を重ねていく。試合終了間際、富士通#23清水が3Pを決め、試合を締めくくった。試合を通じて厳しいディフェンスを継続し、相手のミスを誘い、確実に得点を重ねた富士通が終始優位に試合を進め、107−58で富士通が圧勝した。