WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：互いにマンツーマンでスタート。アイシンＡＷは＃３３武藤、トヨタは＃３櫻田を中心とした立ち上がりで３分経過して、６−６。アイシンＡＷは＃９高崎、トヨタは＃３櫻田が互いに加点しあうが、アイシンＡＷは＃７小磯を中心に着々と得点し、アイシンＡＷが５点リード。トヨタは堪らずタイムアウト。流れを変えたのは、トヨタ＃２５久手堅、＃６田代。連続得点で一気に同点。アイシンＡＷはなかなかシュートが決まらないのに対し、トヨタは＃３櫻田に続き、終了直前に＃１２矢野のフリースローなどで１８−２２とし、トヨタリードで１Ｑを終了。

２Ｑ：両チーム激しいディフェンスを展開。その中でトヨタ＃３櫻田が一人気を吐き８点をたたき出して７点差をつける。このあとトヨタの激しいディフェンスが続く。特に前日の試合でキーマンとなったアイシンＡＷ＃３３武藤をトヨタ＃１２矢野が完全に押さえ、アイシンＡＷは中が攻め切れず、外一辺倒を余儀なくされる。外角からのシュートが決まらずオフェンスのリズムのつかめないアイシンＡＷは苦しい時間をディフェンスでしのごうとする。両チームとも攻めあぐね決め手を欠く時間帯が続くも、トヨタがじりじりと差をつけ、４２−２７と１５点開いて前半終了。

３Ｑ：前半と一変し激しい点の取り合いで後半スタート。アイシンＡＷは＃３３武藤＃７小磯とセンター中心に中を攻めようとすれば、トヨタ＃１２矢野が一歩も引かず着々と仕事をこなす。また、トヨタ＃３櫻田が速攻を決めれば、アイシンＡＷ　＃７小磯が走りお返し。追いすがるアイシンＡＷの勢いをディフェンスで止めたトヨタは＃１５池田が１ｏｎ１を冷静に決め引き離す。アイシンＡＷは選手交代で活路を見出そうとするも不発。結局点差は１７点に広がり３Ｑ終了。

４Ｑ：立ち上がりから後のないアイシンＡＷの怒涛の勢いがコートを支配する。アイシンＡＷディフェンスはボールへの寄りが速く、トヨタは４分半無得点に押さえられる。その間アイシンＡＷは小気味よく連続加点し、一気に６点差まで詰める。タイムアウトのあとトヨタ＃３櫻田のバスケットカウントがチームに勢いを取り戻す。アイシンＡＷはタイムアウトを取るも流れは戻らず、止むを得ず２分を残し最後のタイムを請求。アイシンＡＷの激しいディフェンスを冷静にパスでかわしトヨタ＃１２矢野が点差を２ケタに広げる得点を挙げ、粘るアイシンＡＷに引導を渡す。８３−７０でトヨタが勝利した。