SCHEDULE/RESULT日程/結果

09-10 Wリーグ プレーオフ/ファイナル トヨタ VS JOMO

対戦カード トヨタ VS JOMO
会場 松本市総合体育館
開催日時 2010年2月25日(木)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ 13 10 15 21 59
JOMO 15 10 20 17 62

【JOMOが接戦を制し1勝目!】

1Q: 両チームともハーフコートマンツーマンディフェンスでスタート。JOMOはインサイドの#15諏訪にボールを集める。一方、トヨタは#12矢野を軸に攻撃する。トヨタ#12矢野のドライブで先制。すぐさまJOMO#15諏訪が入れ返す。その後、両チームチャンスを作るが、決定力に欠け、得点が伸びない。トヨタ#12矢野が均衡を破るドライブを決める。JOMOは#12吉田がミドルシュート、3Pシュートを決め、得点を重ねる。両チーム選手を入れ替え、ディフェンスからきっかけをつかもうとするが、なかなか得点につながらず重い展開になる。残り3分、9ー11とJOMO2点リードの展開でトヨタがタイムアウト。トヨタは#12矢野を中心とした2on2で攻める。JOMOはインサイドにボールを入れるも決定力に欠ける。トヨタ#23鈴木のドライブで同点。トヨタの縦へのドライブに対しJOMOはファールがかさむ。JOMOは#6内海を投入し、スクリーンプレイから加点。その後も一進一退の攻防が続き、15—13のJOMOが2点リードで第1Qを終了する。

2Q:JOMOは#15諏訪をベンチに下げ、#2木林、#21間宮をインサイドに置く。立ち上がり、トヨタが#3櫻田の3Pで先行。立て続けに#6田代が3Pを決め、19−15とトヨタがリードする。JOMOはインサイドのプレーヤーがファールトラブルに苦しむ展開。残り7分再び#15諏訪を投入する。トヨタ#23鈴木が果敢なドライブで、21—17と点差を広げる。その後、トヨタは#15池田、#23鈴木が再三シュートに向かうが,なかなか決まらない。均衡を破ったのはJOMO#1大神のジャンプシュート。残り3分、ここでJOMOは#53林をベンチに下げ、#12吉田をコートに戻す。両チーム決め手を欠く中,JOMO#1大神が再びジャンプシュートを決め、残り1分30秒で23−21とJOMOが逆転する。トヨタのシュートが落ちた後に素早く展開したJOMOが25—23の2点リードで前半終了する。

3Q:トヨタはスクリーンプレイから#6田代のゴール下シュートで先制。JOMOは#6内海のインサイドで連続加点。ここでトヨタは#12矢野に代え、#23鈴木を投入。トヨタ#15池田の初シュート(3P)も決まり、ムードが変わる。続けて#15池田がオフェンスリバウンド後、ファールを誘い、フリースローを得る。JOMOは#1大神がドライブからのジャンプシュートを決めつないでいく。トヨタは調子の出てきた#15池田にボールを集め出す。一方、JOMOは激しいディフェンスから活路を見い出し、残り5分、#12吉田のブレイクから#6内海に合わせ、カウントワンスローとなる。トヨタはたまらずタイムアウト。#6内海はフリースローを2本とも決め、得点は34−29とJOMOがリード。トヨタは#12矢野をコートに戻す。タイムアウト後、JOMOはオールコートのプレスディフェンスを仕掛け、トヨタがなかなかシュートに向かえなくなる。残り2分からゲームが少しずつ動き出す。JOMO#21間宮がゴール下シュートを決める。トヨタは#25久手堅のドライブからの合わせで#12矢野が加点する。JOMOは#21間宮が連続で決める。3Qのラストプレイ、JOMO#12吉田のドライブに対し、トヨタ#25久手堅がファールをおかす。フリースローを1本決め45—38のJOMOリードで3Q終了。

4Q:開始早々、トヨタが#23鈴木の3Pで一気に4点差と詰め寄る。続けて#12矢野がシュートを決め、45—43。ここでJOMOは#21間宮がゴール下をねじ込み譲らない。トヨタはここで1−3−1ゾーンディフェンスを仕掛ける。これに対し、JOMOは外角のシュートが決まらない。反対にトヨタは#23鈴木が連続3Pを決める。残り7分、トヨタ#12矢野がゴール下バスケットカウントとフリースローを決め、49−47と逆転する。JOMOは#12吉田の個人技からのドライブで久しぶりに加点するも、トヨタのゾーンを攻めあぐねる。トヨタは速い展開から#6田代が3Pを決め、52−49とトヨタがリード。JOMOは#53林に代え、#2木林を投入。ディフェンスの当たりを強くするもファールがかさむ。残り3分、JOMO#2木林が果敢なドライブでバスケットカウント。ワンスローも決め52−52の同点。トヨタは#6田代、#25久手堅の得点で4点差となる。残り1分55秒、JOMOは#12吉田が3Pを意地でゴールに沈めて57−55の2点差とし、トヨタが後半1回目のタイムアウト。ここでトヨタがマンツーマンディフェンスに戻すと、JOMOがオフェンスリバウンドを立て続けに奪って次第に流れがJOMOに傾き、#53林が3Pを決める。しかしその後の攻防でJOMO#53林がファールアウト。フリースローをトヨタ#12矢野が確実に2本決め、59−58の1点差で残り23秒となる。JOMOは#1大神のドライブに#8田中が合わせ、ファールを誘ってフリースローを得る。2本とも確実に決め、60−59とJOMOが再逆転。残り12秒となり、トヨタ、2回目のタイムアウト。トヨタは#25久手堅に逆転の望みを託すも、ドライブからのシュートを落とし、更にそのリバウンドに対して#12矢野がファールを犯してファールアウト。JOMO#15諏訪が2本のフリースローを決め、62−59で勝負を決する。JOMOが接戦の末、大事なファイナル第1戦を制した。