WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームマンツーマンでスタート。デンソーが＃８高田のインサイドで先手をとるが、ＪＸもタイトなディフェンスからの速攻で加点。共にターンオーバーが多く、重苦しい展開のまま、１５-１６とＪＸがわずか１点リードで第１Ｑ終了。　　　　

２Ｑ：第２Ｑも両チームマンツーマン。デンソーは＃８高田、ＪＸは＃１０渡嘉敷・＃２１間宮がインサイドで激しい攻防を見せ、互いに譲らず一進一退のままゲームは進んでいく。終了間際、デンソー＃８高田の３ポイントが決まり、３２−３１でデンソーが１点リードし前半終了。デンソー＃８高田は前半だけで１８得点の大活躍。

３Ｑ：第3Qも両チームマンツーマンでスタート。＃９牛田・＃８高田が連続３ポイントシュートを決めるデンソーに対し、ＪＸは＃１０渡嘉敷のインサイドで応戦し均衡崩れず。デンソーが３・２マッチアップゾーンで流れをつかもうとするが、ＪＸは冷静に対応し逆転に成功する。残り３分、ＪＸが２・２・１のショットインプレスを成功させ、流れをつかみかけるが、すかさずデンソーはタイムアウトをとり、その直後に３ポイントを決め、JXの流れを食い止める。しかしＪＸは、デンソーのターンオーバーを誘い速攻を決め４５−５０とリード。デンソー＃８高田が入れ返し、残り６秒でＪＸはタイムアウト後の１プレイを狙うが決まらず、４７−５０のＪＸ３点リードで、最終第４Ｑを迎える。

４Ｑ：第４Ｑ、ＪＸは今日好調の＃７寺田のジャンプシュートで先制すると、＃１０渡嘉敷のインサイドや速攻で４７−５８と引き離す。残り７分、デンソーはたまらずタイムアウト。しかし、流れを変えきれず、残り５分で＃８高田が痛恨のファウルアウト。残り４分、ＪＸ＃１０渡嘉敷にアリウープを決められたところで、デンソー後半３回目のタイムアウトをとり勝負をかける。その後、＃１４大庭・＃１０藤原・＃５大沼の３ポイントシュートで必死に追いすがるデンソーであったが、わずかに届かず、６０−６８でＪＸの勝利。

相手のオフェンスシステムにしっかりアジャストした両チームの激しいディフェンスにより、引き締まった好ゲームとなった。