WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Q：　両チームともマンツーマンでの立ち上がりとなる。デンソーは、＃３５小畑を中心にボールが良く回り、＃８高田のインサイド、＃１０藤原、＃１４大庭の３Ｐなど好機を逃さず加点していく。一方のシャンソンは、デンソーの機動力を活かしたディフェンスに苦戦し、インサイドにボールが入らず、なかなか得点が伸びない。残り５分、＃３１川村を投入するも、インサイドに核を作れずミスが続く。終盤、シャンソンは激しいディフェンスからデンソーのミスを誘い、＃１３塚野、＃１４永石の連続得点で点差を詰めようとするも、残り１分を切ってから、ターンオーバーから失点してしまい、２４対１６とデンソーが８点リードして、第１ピリオドを終了する。

２Q：　両チームともマンツーマンでの立ち上がりとなる。シャンソンは序盤、＃３１川村がインサイドに基点をつくり、連続得点から点差を詰める。一方のデンソーは、シャンソンのディナイ気味のマンツーマンディフェンスに手こずり、残り９分から約４分間、無得点となる。ピリオド中盤、デンソーは＃３５小畑を起点に＃６浦島、＃９牛田、＃７田中が３Ｐを決め、一気に点差を広げる。シャンソンも、＃０深野のドライブ、＃１４永石のジャンプシュートなどで反撃するも、３８対３０とデンソーの８点リードは変わらず、第２ピリオドを終了する。

３Q：　両チームともマンツーマンでの立ち上がりとなる。シャンソンは、＃１３塚野が中外を問わずマルチな活躍を見せ、連続得点をあげる。一方のデンソーも、＃８高田のインサイド、＃１４大庭の３Ｐなど得意の得点パターンで加点し、点差を詰めさせない。点差を詰めたいシャンソンは、＃３１川村を投入し良い流れを作ろうとするも、デンソーの寄りの早いディフェンスにミスが続き、なかなか得点が伸びない。一方のデンソーも、シャンソンのミスから＃７田中らがファーストブレイクで加点するも、終盤にシャンソン＃１４永石に３Ｐを決められ、５６対４８と８点差から広げることができず、第３ピリオドを終了する。

４Q：　両チームともマンツーマンでの立ち上がりとなる。早めにリードを広げたいデンソーは、＃８高田と＃３５小畑の２対２を軸にインサイドで加点する。一方のシャンソンも、＃１３塚野がインサイドで身体を張ったプレイで得点をあげるなど、一進一退の攻防が続く。ピリオド中盤、シャンソンは高い位置からプレッシャーをかけ、デンソーのオフェンスを狂わせるも、デンソーのスイッチを多用するディフェンスにスペースを消され、ミスを連発してしまう。試合終盤、どうにか点差を詰めたいシャンソンは、フルコートプレスから＃１４永石が連続して３Ｐを決め、３点差まで詰めるも、デンソー＃８高田、＃４１伊藤らが、ファウルゲームで得たフリースローを着実に決め逆転を許さない。結果、＃８高田のインサイドと、＃１４大庭らによる高確率の３Ｐでシャンソンを圧倒したデンソーが、７２対６８で勝利した。