SCHEDULE/RESULT日程/結果

10-11 Wリーグ プレーオフ/セミファイナル 富士通 VS JX

対戦カード 富士通 VS JX
会場 代々木第2体育館
開催日時 2011年2月27日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 19 9 27 13 68
JX 13 19 19 22 73

1Q: 試合開始から両チームとも激しいディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、オフェンスでは1on1と3ポイントシュートを積極的に狙う。しかしながら、両チームともになかなかシュートが決まらず、開始5分経過で6−7とロースコアな試合展開となる。JXは#10渡嘉敷にボールを集めるが、なかなかシュートが決まらない。逆に富士通は#21有明が積極的な1on1で2連続得点を決め、残り3分で13−7とリードを広げる。その後は両チームともに一進一退の攻防が続き、19−13と富士通6点リードで1Q終了。
 
2Q: 2Q開始早々、JXは富士通のゾーンディフェンスをうまく攻め、#11本田が3ポイントシュート、#1大神が2ポイントシュートを決めて21−18と3点差に詰め寄る。さらにディフェンスでJX#10渡嘉敷が2連続ブロックショットを決め、オフェンスでも#10渡嘉敷、#21間宮がゴール下のシュートを確実に決めて21−24と一気に逆転に成功する。富士通は途中交代で入った#11蒲谷が積極的な1on1とリバウンドで頑張り、JXに傾きかけた流れをなんとか食い止める。残り15秒でJX#11本田が3ポイントシュートを決めるも、富士通#7船引がブザービーダーで2ポイントシュートを決めてJXにリードを広げさせない。28−32とJX4点リードで前半終了。

3Q: 富士通は#45名木の3ポイントシュート、#21有明のフリースローで得点し、開始2分で33−32と逆転する。JXはオフェンスで積極的にシュートを狙うがなかなか決まらず、リバウンドを富士通に支配されるが、#1大神が1on1からの2ポイントシュートを決めて踏ん張り、残り5分JX#21間宮のゴール下シュートで39−39と同点になったところで富士通がタイムアウト。タイムアウト明け富士通#1三谷の2ポイントシュートが決まり、さらにJXのオフェンスのリバウンド争いでJX#1大神がこの試合4つ目のファールを取られる。#1大神をベンチに下げざるを得ないJXは、焦りからかゴール下のシュートがことごとく外れる。逆に、富士通は速攻からのミドルシュートを確実に決め、残り2分で50−41と富士通9点リードとなる。富士通は一気に突き放しにかかりたいところであったが、JXも#21間宮のゴール下シュート、#9新原、#11本田が2ポイントシュートで逆に富士通を追い上げ、55−51と富士通4点リードで3Q終了。

4Q: 4Q開始34秒、富士通は#1三谷が痛恨の5ファールで退場となる。JXは#10渡嘉敷のフリースロー、#2木林、#21間宮の2ポイントシュートで55−56と一気に逆転する。その後、両チーム交互に点を取り合う展開になる。残り5分20秒に60−65とJX5点リードとなったところで、JXは満を持して#1大神を投入する。早めに追いつきたい富士通は積極的なオフェンスを仕掛けるも、なかなか点差が縮まらない。残り2分、富士通は#21有明が3ポイントシュートを決めて、66−69とようやく3点差に詰め寄る。その後は両チームともに得点が入らず、残り23秒富士通ボールとなったところで富士通が後半最後のタイムアウトをとる。残り12秒、富士通#45名木が2ポイントシュートを決めたところですかさずJXがタイムアウトをとる。残り8秒、JX#10渡嘉敷がフリースロー2本を決めて68−71と再び3点差となる。さらに、エンドスローインで富士通#51中畑がまさかのターンノーバーを犯し万事休す。最後は、JX#1大神がファールで得たフリースローを確実に決め、68−73でJXが勝利し、5年連続のファイナル進出を決めた。