SCHEDULE/RESULT日程/結果

10-11 Wリーグ プレーオフ/セミファイナル トヨタ VS デンソー

対戦カード トヨタ VS デンソー
会場 代々木第2体育館
開催日時 2011年3月1日(火)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ 20 14 18 19 71
デンソー 14 18 18 16 66

【トヨタ自動車が2年連続2回目のファイナル進出決定!】

1Q: 両チームともにマンツーマンディフェンスでゲームスタート。デンソーは#14大庭の3PTS、#8高田の2PTSで得点する。一方のトヨタは#12矢野の2PTS、#3櫻田の3PTSが決まり、アップテンポなスタートとなるが、次第に両チームとも相手の厳しいディフェンスにターンノーバーが続いて得点が伸びない。残り2分半で13−13の同点となり、その後も一進一退の試合展開となる。残り10秒からのトヨタのラストオフェンスでトヨタ#23鈴木が3PTSを決め、20−16とトヨタ6点リードで1Q終了。

2Q: 開始早々デンソーは#10藤原が3PTSを決めるが、トヨタも#12矢野がゴール下の1on1で得点する。残り8分、デンソーがスチールからの速攻で2連続得点を決めて22−21と1点差になったところでトヨタがタイムアウト。トヨタは#3櫻田が3PTS、1on1からのジャンプシュートを連続で決め、デンソーに流れを渡さない。一方のデンソーも#8高田のジャンプシュート、#10藤原の3PTSで着実に得点し、残り5分に#8高田のゴール下シュートで27−28と逆転に成功する。しかし直後のオフェンスでトヨタ#12矢野がバスケットカウントを決め、30−28と再逆転する。デンソーは#8高田にボールを集めるが、トヨタは素早いカバーでダブルチームを仕掛けて得点を許さない。トヨタも外のシュートがなかなか決まらず、得点が入らない。残り3分、流れを引き寄せたいトヨタは#1藤井、#23鈴木を投入するも拮抗した試合展開は変わらず、34−32とトヨタ2点リードで前半終了。

3Q: 開始1分過ぎ、デンソー#10藤原がこの日3本目となる3PTSを決める。オフェンスでミスが続くトヨタは残り8分半でタイムアウトをとるが、なかなか流れを掴めない。残り7分でトヨタは#2川原を投入するとオフェンスのリズムが良くなり、#23鈴木が37−37の同点となる3PTSを決める。その後も両チーム交互に得点を重ね、残り4分15秒で45−45の同点。残り3分半でトヨタ#12矢野が3PTSを決めて48−45とトヨタが逆転する。残り2分、トヨタはリバウンド争いでのミスから#12矢野が4つ目のファールを犯し、ベンチに下げざるを得ない状況となる。デンソーは#8高田がオフェンスリバウンドを頑張るが、なかなか得点に繋がらない。52−50とトヨタ2点リードのまま3Q終了。

4Q: 最終Q、トヨタは#12矢野をベンチに下げた状態でのスタートとなる。4Q開始のスローイン、デンソーのパスミスしたボールをトヨタ#25久手堅が奪って速攻を決める。さらに、トヨタがリバウンドからの速攻を決めて56−50となったところでデンソーがタイムアウト。トヨタは#15池田も4ファールとなり、代わって#12矢野をコートに戻す。デンソーはここから#8高田、#35小畑が連続得点し、56−54となったところでトヨタがタイムアウト。トヨタはスクリーンをうまく使った攻撃で#2川原がゴール下シュートを決める。一方のデンソーも積極的な1on1を仕掛けて得点する。残り5分半、トヨタ#23鈴木が3PTSを決めて、61−56とトヨタ5点リードとなる。デンソーも#8高田にボールを集めて落ち着いたオフェンスを展開し、トヨタの突き放しを許さない。デンソーは#10藤原が積極的な1on1を仕掛け、残り3分、トヨタ#15池田が痛恨の5ファールで退場となる。デンソーは#10藤原がミスマッチを活かした1on1で攻め、ファールで得たフリースローを確実に決めて66−64と2点差に詰め寄る。残り1分22秒、#8高田がゴール下シュートを決めてついに66−66の同点となる。しかし、残り1分を切ったところで、トヨタは#3櫻田がシュートを決め、再び68−66とリードする。さらに、デンソーのシュートミスのリバウンドを抑え、#3櫻田が勝利を決定づける3PTSを決めて、最終スコア71−66でトヨタが勝利した。接戦を制したトヨタ自動車が、2年連続2回目のファイナル進出を決めた。