SCHEDULE/RESULT日程/結果
10-11 Wリーグ プレーオフ/セミファイナル トヨタ VS デンソー
対戦カード | トヨタ VS デンソー |
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会場 | 代々木第2体育館 |
開催日時 | 2011年3月1日(火) |
【トヨタ自動車が2年連続2回目のファイナル進出決定!】
1Q: 両チームともにマンツーマンディフェンスでゲームスタート。デンソーは#14大庭の3PTS、#8高田の2PTSで得点する。一方のトヨタは#12矢野の2PTS、#3櫻田の3PTSが決まり、アップテンポなスタートとなるが、次第に両チームとも相手の厳しいディフェンスにターンノーバーが続いて得点が伸びない。残り2分半で13−13の同点となり、その後も一進一退の試合展開となる。残り10秒からのトヨタのラストオフェンスでトヨタ#23鈴木が3PTSを決め、20−16とトヨタ6点リードで1Q終了。
2Q: 開始早々デンソーは#10藤原が3PTSを決めるが、トヨタも#12矢野がゴール下の1on1で得点する。残り8分、デンソーがスチールからの速攻で2連続得点を決めて22−21と1点差になったところでトヨタがタイムアウト。トヨタは#3櫻田が3PTS、1on1からのジャンプシュートを連続で決め、デンソーに流れを渡さない。一方のデンソーも#8高田のジャンプシュート、#10藤原の3PTSで着実に得点し、残り5分に#8高田のゴール下シュートで27−28と逆転に成功する。しかし直後のオフェンスでトヨタ#12矢野がバスケットカウントを決め、30−28と再逆転する。デンソーは#8高田にボールを集めるが、トヨタは素早いカバーでダブルチームを仕掛けて得点を許さない。トヨタも外のシュートがなかなか決まらず、得点が入らない。残り3分、流れを引き寄せたいトヨタは#1藤井、#23鈴木を投入するも拮抗した試合展開は変わらず、34−32とトヨタ2点リードで前半終了。
3Q: 開始1分過ぎ、デンソー#10藤原がこの日3本目となる3PTSを決める。オフェンスでミスが続くトヨタは残り8分半でタイムアウトをとるが、なかなか流れを掴めない。残り7分でトヨタは#2川原を投入するとオフェンスのリズムが良くなり、#23鈴木が37−37の同点となる3PTSを決める。その後も両チーム交互に得点を重ね、残り4分15秒で45−45の同点。残り3分半でトヨタ#12矢野が3PTSを決めて48−45とトヨタが逆転する。残り2分、トヨタはリバウンド争いでのミスから#12矢野が4つ目のファールを犯し、ベンチに下げざるを得ない状況となる。デンソーは#8高田がオフェンスリバウンドを頑張るが、なかなか得点に繋がらない。52−50とトヨタ2点リードのまま3Q終了。
4Q: 最終Q、トヨタは#12矢野をベンチに下げた状態でのスタートとなる。4Q開始のスローイン、デンソーのパスミスしたボールをトヨタ#25久手堅が奪って速攻を決める。さらに、トヨタがリバウンドからの速攻を決めて56−50となったところでデンソーがタイムアウト。トヨタは#15池田も4ファールとなり、代わって#12矢野をコートに戻す。デンソーはここから#8高田、#35小畑が連続得点し、56−54となったところでトヨタがタイムアウト。トヨタはスクリーンをうまく使った攻撃で#2川原がゴール下シュートを決める。一方のデンソーも積極的な1on1を仕掛けて得点する。残り5分半、トヨタ#23鈴木が3PTSを決めて、61−56とトヨタ5点リードとなる。デンソーも#8高田にボールを集めて落ち着いたオフェンスを展開し、トヨタの突き放しを許さない。デンソーは#10藤原が積極的な1on1を仕掛け、残り3分、トヨタ#15池田が痛恨の5ファールで退場となる。デンソーは#10藤原がミスマッチを活かした1on1で攻め、ファールで得たフリースローを確実に決めて66−64と2点差に詰め寄る。残り1分22秒、#8高田がゴール下シュートを決めてついに66−66の同点となる。しかし、残り1分を切ったところで、トヨタは#3櫻田がシュートを決め、再び68−66とリードする。さらに、デンソーのシュートミスのリバウンドを抑え、#3櫻田が勝利を決定づける3PTSを決めて、最終スコア71−66でトヨタが勝利した。接戦を制したトヨタ自動車が、2年連続2回目のファイナル進出を決めた。