WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：互いにマンツーマン・ディフェンスでスタート。ポイントを押さえた手堅いディフェンスで、両チーム共、得点が伸びず探り合いの状態が続く。５分を切ったところで、４-７というロースコアのゲーム展開となる。中・外とボールをつなぎ、チャンスを着実に加点したトヨタ自動車が９-１３の４点のリードで１Ｑ終了。

２Ｑ：シャンソンは１Ｑ終了間際に＃７渡辺に代えて＃２０元山を投入。そのまま２Ｑを迎える。１分を過ぎたところで１２-１６。シャンソンは＃２３池住に代えて＃１０林田を入れ、変化を試みる。トヨタ自動車も残り６分に選手交代、タイムアウトで流れを呼び込もうとする。残り５分過ぎで１６-１６。お互いに我慢の時間が続く。残り４分を切ったところでシャンソン＃１０林田の３ＰＴＳで逆転したシャンソンは突き放すかに見えたが、トヨタ自動車も粘りを見せ前半を２３-２３の同点終了。

３Ｑ：両チーム共、スタメンに戻し後半がスタート。時間の経過とともに一つ一つの攻防に緊張感が漂うゲームとなるが、両チーム共高い集中力を見せ、５分を切って３１-３１の同点。残り４分を切って３３-３１シャンソン２点リードの場面でトヨタ自動車がタイムアウト。しかし、ゲームの流れは変わらず３６-３５とシャンソン１点リードで３Ｑを終了。

４Ｑ：立ち上がりトヨタ自動車は、＃２３鈴木の３ＰＴＳと＃２川原の連続ゴールで４点のリード。シャンソンはすかさずタイムアウト。しかし、その後もトヨタ自動車はジリジリと加点し、３８-４３なったところで、シャンソンが再びタイムアウト。なおも一進一退の攻防が続き、残り２分で４４-４９。５点を追いかけるシャンソンが３回目のタイムアウトで勝負をかける。残り４２秒、シャンソン＃８藤吉がパスカットから加点、４６-４９となったところでトヨタ自動車がタイムアウト。トヨタ自動車が外したシュートのリバウンドをおさえ、シャンソンはたまらずファウル。トヨタ自動車＃１２矢野がフリースローを着実に２本決め、残り８秒で５点差。万事休すかと思われたが、シャンソン＃２３池住が間髪を入れずゴールし、再び３点差。プレスディフェンスに出たシャンソンはジャンプボールからスローインを得て、残り２秒。同点を狙った＃２３池住の３ＰＴＳはトヨタ自動車にブロックされ、４８-５１でトヨタ自動車が逃げ切った。