SCHEDULE/RESULT日程/結果

11-12 Wリーグ レギュラーリーグ W 富士通 VS トヨタ

対戦カード 富士通 VS トヨタ
会場 大分県立総合体育館
開催日時 2011年11月12日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 21 10 31 13 75
トヨタ 21 18 16 21 76

【息詰まる熱戦はトヨタに軍配!】

1Q:両チーム、マンツーマン・ディフェンスのスタート。富士通が#12篠原の先制シュート、#15山本の3PTSなどで主導権を握る。トヨタは#2川原のドライブで応戦。すかさず富士通#12篠原がハイポストからジャンプシュートを決めると、トヨタも#15池田がゴール下リバウンドシュートを決め返す。両チーム一進一退の攻防が続く中、富士通が#15山本のステップインからのジャンプシュート、#12篠原のシュートなどで得点を積み重ねる。トヨタは確実にリバウンドをキープするものの、富士通の堅い守りに苦しいシュートが続く。その後、富士通#10町田のドライブシュート、トヨタ#12矢野がバスケットカウントワンショットをきっちり沈める。トヨタ#12矢野のリング下シュートが残り20秒で決まるが、残り2秒富士通#15山本がドライブインを決め返し、21‐21の同点で、1Qを終える。

2Q:両チーム、ハーフマンツー。トヨタ#25久手堅の速攻で幕開け。流れをつかんだトヨタの堅い守りに、富士通は24秒オーバータイム。トヨタは#2川原のドライブインで一気に畳み掛ける。ミスの続く富士通はベンチに下げていた#1三谷、#8鈴木を戻して巻き返しを図るが、トヨタ#25久手堅のジャンプシュートが決まり、23-29。富士通は残り6分10秒でたまらずタイムアウト。タイムアウト明けも勢いの消えないトヨタは、#15池田のドライブで点差を8点とし、さらに3-2ゾーンで富士通を突き放しにかかる。しかし、富士通は#8鈴木のジャンプシュートや速攻で点差を詰める。残り3分59秒、27-32と連続得点を許したトヨタはタイムアウト。トヨタはディフェンスをマンツーマンに戻し対抗。富士通は#12篠原が残り2分に3回目のファウルを犯しベンチへ下がる。すかさずトヨタ#15池田がリング下のシュートを決め、31-39として前半終了。

3Q:富士通が#15山本の3PTS、リバウンドシュートで点差を詰める。トヨタはハイポストのスタックプレーでオフェンスを組み立てるが、富士通の堅い守りに阻まれる。残り7分37秒、36-39と3点差まで詰め寄られたトヨタがタイムアウト。しかしタイムアウト明けに富士通#15山本が3PTSを決め同点。波に乗る富士通は#5木村の3PTS、#12篠原のゴール下シュートで一気に突き放しにかかる。トヨタはディフェンスを3-2ゾーンにし立て直す。ここから互いに得点を重ね、残り3分で51-51の同点とする。ここから富士通は#15山本、#12篠原、#10町田が連続得点。終了間際も#10町田から#12篠原へのアシストが決まり、62-55と富士通が逆転して3Q終了。

4Q:開始直後、トヨタ#25久手堅が3PTSを沈める。トヨタはディフェンスを3-2ゾーンとすると、9分27秒に富士通がタイムアウト。タイムアウト後、富士通#22立川、#15山本が連続3PTSを決める。対するトヨタは、スクリーンを利用し#25久手堅、#12矢野のドライブからバスケットカウントで得点を重ねる。絶好調のトヨタ#25久手堅は立て続けにドライブイン。流れをトヨタに引き戻す。残り3分52秒、70-69の1点差となったところで富士通がタイムアウト。トヨタ#25久手堅がドライブからファウルをもらい、フリースローを1本沈めて同点。残り2分46秒、富士通が5回目のチームファウル。トヨタ#12矢野が落ち着いてフリースローを決め、2点リード。富士通#12篠原がリング下でファウルをもらい、フリースローを1本決める。トヨタ#12矢野の1on1からジャンプシュートで71-74、富士通#15山本がドライブからファウルをもらい、フリースロー2本を決めて73-74。ここでトヨタのチームファウルは5つとなる。残り37秒、富士通#12篠原がファウルを誘い、トヨタがタイムアウト。#12篠原はフリースローを2本決め75-74と逆転。残り7秒、富士通はリング下でファウル。#25久手堅がフリースローを2本決め、75-76とトヨタが再逆転。ここで富士通は最後のタイムアウトを取ってスローインラインからのセットプレーを試みるが、パスミスで万事休す。トヨタが激戦を制した。