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１Ｑ：オールジャパンブレイクを挟んで５連敗と調子に乗れない新潟、昨日の勝利でプレイオフ進出を決めたデンソーの長岡シリーズ第２戦。
両チームともマンツーマンディフェンスでのスタート。序盤、デンソーは速いトランジションから＃１０藤原が速攻を決めるが後が続かない、対する新潟も決定力を欠きゲームは動かない。それでもデンソーは＃３５小畑、＃１０藤原が走り込むと、＃８高田がしっかりとゴール下から押し込む。新潟も＃７星、＃３３菅野がゴール下に切れ込み流れを作ると＃１高橋のミドルシュートに＃２１君山の速攻で食い下がる。最後は１５ー２１と新潟が６点のリードを許し１Ｑを終える。

２Ｑ：主導権を握りたいデンソーは＃３５小畑がいきなりミドルレンジ、＃５大沼が３ＰＴＳを沈めると新潟はたまらずタイムアウト。 ここで新潟は＃１高橋がゴール下に切れ込み難しいシュートを決める。更に新潟は厳しくなったディフェンスから流れを引き寄せ、＃２１君山がもらったフリースローを確実に決める。しかし高さで上回るデンソーは＃８高田がリバウンドを落ち着いて押し込むと＃５大沼もミドルレンジから続く。しかし、攻撃が雑になったデンソーに対し、新潟は何度もチャンスが訪れるが、フィニッシュに至らない。逆にデンソーは早いパス回しから＃１０藤原が３ＰＴＳを決めると＃３５小畑が自ら持ち込み引き離す。決定力に欠く新潟が３９−２２とリードを１７点に広げられて前半を終える。

３Ｑ：引き離したいデンソーは、＃９牛田が個人技で持ち込むが、新潟も＃３４出岐の３ＰＴＳ、＃１高橋のミドルシュートと流れをひき止める。その後は両チームとも速くなったトランジションの攻防を見せる。しかし、ここでも新潟は決定力を欠くと、逆にデンソーは＃８高田がゴール下から続けて押し込む。新潟はタイムアウト後、デンソーの速い攻撃に対し、高い位置からディフェンスを仕掛けるが、デンソーは慌てず＃８高田を中心に得点を重ねる。新潟も＃３４出岐のアウトシュートを中心に反撃を試みるが、ネットを揺らす事は出来ない。３Ｑを終え、デンソーが６２−３８とゲームの大勢を決める。

４Ｑ：この日も満員に膨れ上がった長岡市民体育館の観衆に意地を見せたい新潟は、＃１高橋のランニングプレイにミドルシュート、＃３４出岐のミドルシュートに３ＰＴＳ、＃２１君山の３ＰＴＳと止まない声援に応える。主力を下げたデンソーは、それでも要所を抑え、大勢は変わらない。 新潟も最後まで必死なプレイを続け、ホームの大声援に応えた。最後は新潟が点差を縮めたものの、８０−６８とデンソーが危なげなく逃げ切った。この日は地元新聞社が協賛し、コート外でも沢山のイベントが繰り広げられ、地元メディアの注目の高さを物語った。また二日間に渡りアウェイながら沢山のデンソー応援団が来場したが、マナーの良さと団結力にホームの新潟応援団も感服した。