SCHEDULE/RESULT日程/結果
11-12 Wリーグ レギュラーリーグ W 富士通 VS JX
対戦カード | 富士通 VS JX |
---|---|
会場 | 旭川市総合体育館 |
開催日時 | 2012年1月29日(日) |
1Q: 富士通、JXともにハーフコートマンツーでスタート。富士通は開始直後からインサイドの#12篠原にボールを集め得点する。さらに#7中畑の3PTSで7−0とリードする。これに対しJXは途中出場の#21間宮がインサイドで踏ん張り、点差を詰める。JXがオールコートマンツーで仕掛け富士通のミスを誘い、#12吉田、#21間宮のドライブなどで逆転に成功する。しかし富士通も#3石川が要所で3PTSを決め、主導権を譲らない。22−19富士通3点リードで1Q終了。
2Q:富士通は旭川市出身の#10町田を投入。場内が最高の盛り上がりとなる。その#10町田がドライブを決め、富士通はリズムを掴みかける。しかしJXは好調の#21間宮がポストプレーで点を重ね、点差を縮めていく。残り4分からJXは2−2−1ゾーンプレスからハーフコートマンツーとディフェンスに変化をつけ、#12吉田と#21間宮のコンビネーションを生かし再度逆転に成功し、38−
39とJX1点リードで前半終了。
3Q: 後半開始から富士通は決め手に欠き2分間ノーゴール。この間JXは、#21間宮のインサイドが冴え、38−43と一時は5点リードとする。ここから富士通はポストへのプレッシャーを強め#21間宮の動きを封じる。また#22立川が粘り強いディフェンスし、速攻で走り、残り5分には同点となる。ここから富士通は#8鈴木のステップイン、#7中畑の3PTSで得点する。対するJXは#7木林、#
15諏訪の1対1などで緊迫した時間が続き、63−59富士通4点リードで3Q終了する。
4Q:勝負の最終クォーター。富士通は#1三谷の3PTSなどで突き放しにかかる。JXは一度ベンチに戻していた#12吉田を投入し、流れを変えようとする。JX#21間宮にマークが集中すると、#2木林がドライブで加点し、2−2−1ゾーンプレスで活路を開こうとするが、富士通#22立川の力強いドライブ、#12篠原がフリースローを確実に決めJXを寄せ付けない。JXはディフェンスでプレッシャーをかけ、#2木林が踏ん張るものの、富士通#15山本が3PTSを決め試合をほぼ決定づける。JXの仕掛けたファールゲームで得たフリースローも富士通は落ち着いて決め、88−82で富士通が勝利した。昨日同様、緊迫した試合内容であったが、富士通の激しく粘り強いディフェンス、そして、敗れはしたものの、38得点を決めたJX#21間宮選手の力強さは多くのバスケットファンを魅了したに違いない。