WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

1Q:両チームマンツーマンディフェンスでスタート。アイシンＡＷは＃０佐藤のポストプレーを中心にオフェンスを展開する。シャンソンは＃８藤吉と＃６本川のドライブインを中心にしながら、バランスのよいオフェンスで開始３分１０秒に２−１１と９点のリードを奪う。アイシンＡＷはたまらず１回目のタイムアウトをとる。タイムアウト後、シャンソンのファールが重なり、それに乗じてアイシンは＃０佐藤を中心に加点し、５点差に迫る。その後一進一退の攻防が続くが、残り３分でシャンソンがタイムアウト。シャンソンはオフェンスの起点を＃８藤吉から＃７渡辺に切り替え、オフェンスのリズムをつかむ。その後、アイシンＡＷ＃２吉田とシャンソン＃２林が３ポイントシュートを入れ合い、残り０．８秒でシャンソン＃６本川がフリースローを確実に２本決めて、１４−２４のシャンソンが１０点リードで１Ｑ終了。

2Q:シャンソンのスローインでスタート。開始２分後にアイシンＡＷ＃２４大鷹が右コーナーからミドルシュートを決めるまでお互いにシュートが決まらない。アイシンＡＷは残り５分３０秒で＃４前田のシュートなどで２０−２４に迫る。さらに＃５瀧井の３ポイントシュート後、シャンソンのスローインバイオレーション。残り４分１秒にシャンソンがたまらず前半２回目のタイムアウトを取る。アイシンＡＷのオフェンスの執拗なスクリーンプレーにシャンソンのファウルが増える。残り１分４８秒、アイシンＡＷは２３−２６の場面で前半２回目のタイムアウトを要求。その後、お互いにワンゴールずつ決め、２５−２８のシャンソン３点リードで前半終了。

3Q:シャンソンは開始から大きくパスを回してアイシンＡＷのディフェンスをかく乱し＃２３池住のドライブインや＃７渡辺の３ポイントシュートなどで２９−４１とアイシンＡＷを突き放しにかかる。残り６分４１秒でアイシンＡＷはタイムアウトを要求。その後、シャンソン＃２林、＃２３池住の連続ファールでともに個人ファールが４つでベンチに下がる。さらに途中出場のアイシンＡＷ＃１５濱口の粘り強いゴール下シュートで３５−４１の６点差に迫る。自分たちのペースを取り戻したいシャンソンは＃６本川の２連続３ポイントシュートなどで確実に加点し、４０−４９のシャンソン９点リードで３Ｑ終了。

4Q:両チームともマンツーマンディフェンスを継続。アイシンＡＷ＃４前田がミドルシュートを決めただけで硬直状態が続く。その後、両チームともフリースローを得るが、思うようにシュートの確率が上がらない。アイシンＡＷ＃０佐藤、とシャンソン＃９磯山がお互いポストプレーを決めるが、お互いペースをつかめない中、残り３分４４秒でアイシンＡＷがタイムアウト要求。タイムアウト後、アイシンＡＷ＃０佐藤がシュートを決めてペースをつかみかけた残り２分４２秒、４８−５４の６点差になった所で、シャンソンがタイムアウトを要求。残り１分４３秒でアイシンＡＷ＃４前田が痛恨の５ファール退場。得点は５０−５９。残り４９．２秒でアイシンＡＷは３回目のタイムアウトを要求。シャンソンは控えの＃０深野と＃１１柴田を投入し、逃げ切りを図る。アイシンＡＷはファールゲームで攻撃権を獲得しようとするが、シャンソンが冷静に試合運びを行い、５０−６０で勝利した。