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１Ｑ：両チーム、マンツーマン・ディフェンスでスタート。トヨタ自動車が出だしから＃２５久手堅のカットインからの先制ゴール、＃２４栗原の３ＰＴＳなどで得点を挙げていく。一方、デンソーは＃７田中（こ）、＃１０藤原のシュートで追いすがるが、トヨタ自動車の激しいディフェンスにミスを犯して思うように得点に結びつかない。流れを渡したくないデンソーは、残り２分でたまらずタイムアウト。しかしタイムアウト後もトヨタ自動車ペースで進み、デンソーはメンバーチェンジで流れをつかもうとするが、パスミスなどで点差は広がり２０−１３で１Ｑを終了する。

２Ｑ：トヨタ自動車は＃２川原、＃２４栗原の３ＰＴＳが面白いように決まり始める。デンソーは＃１０藤原のインサイドでの合わせで得点するも、その後はインサイドを攻めきれず、ミスも続いてしまい約６分間無得点が続く。トヨタ自動車は１Ｑ同様の激しいディフェンスでリズムを作り、ミスを誘い速攻やインサイドアウトでのノーマークシュートで確実に加点していく。デンソーは終了間際＃１４大庭の３ＰＴＳで意地を見せるが、４２−１８とトヨタ自動車が大きくリードして前半を終了する。

３Ｑ：デンソーは３−２ゾーン・ディフェンスに切り替えるが、トヨタ自動車はインサイドアウトを徹底して＃２川原、＃２４栗原が確率の良いアウトサイドシュートを立て続けに決めていく。デンソーはマンツーマン・ディフェンスに戻したあたりからオフェンスが機能し始める。得点差を詰めたいデンソーは＃１４大庭が攻撃の起点となり、得点を重ねる。トヨタ自動車はメンバーチェンジしながらも攻撃の手を緩めることなく６５−３５とリードを保ったまま３Ｑを終了する。

４Ｑ：トヨタ自動車はデンソーのディフェンスを攻めきれず、得点が伸びない。一方、デンソーはインサイド中心で攻め、トヨタ自動車のディフェンスが厳しい中、＃１４大庭、＃３１高田（汐）が踏ん張り得点差を詰める。トヨタ自動車は得点が思うように決まらず我慢の時間帯が続く。しかし、最後はシュート精度及びディフェンス力で勝ったトヨタ自動車が、７４−４７でプレーオフ・ファーストラウンド１勝目をあげた。