Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームともにマンツーマン・ディフェスでスタート。アイシンＡＷのディフェンスが機能せず、富士通＃４５名木、＃１０町田が連続得点を決めると、すかさずアイシンＡＷがタイムアウトを要求。明けてアイシンＡＷの当たりが厳しくなり、どちらも単発のシュートが決まるという膠着状態。残り２０秒、富士通のワンプレイもイージーシュートを外し、１０-１８と富士通リードで１Ｑ終了。　

２Ｑ：富士通＃４５名木のドライブシュートから始まったが、すかさずアイシンＡＷ＃６田中がランニングシュートで入れ返し両者譲らない。富士通＃０長岡が思い切りインサイドに飛び込んでのシュートを決めて１０点差となる。しかし残り６分、アイシンＡＷが１-２-２ゾーン・ディフェンスに変えてきたのが功を奏し始める。アイシンＡＷ＃５瀧井が３本のフリースローを沈め、続いて３ＰＴＳを決めたところで６点差。富士通はゾーンの攻め手がなく得点は止まったまま。富士通もディフェンスをゾーンに変えてはみたが、アイシンＡＷ＃０佐藤のフックシュートが決まる。２５-３４と富士通リードで前半終了。

３Ｑ：前半に引き続きアイシンＡＷは１-２-２ゾーン・ディフェンス。富士通はマンツーマン・ディフェンスに戻す。前半からゾーンが攻めきれない富士通は、アウトサイドのシュートは放つがゴールに嫌われ得点に結びつかない。逆にアイシンＡＷが＃４前田のバスケットカウントで逆転。離されたくない富士通は＃０長岡　へのゴール下へのパスも入るが得点ならず、残り２５秒の富士通＃１５山本のフリースローも落として、４１-４０と流れはアイシンＡＷのまま４Ｑへ。

４Ｑ：完全に流れを掴んだアイシンＡＷボールから始まった第４クォーター。しかし、富士通は＃０長岡にボールを集めすぐさま逆転。続いて＃１三谷の３ＰＴＳでリードする。その後も執念で放った富士通＃２２立川の３ＰＴＳで一気に７点リードとした富士通。焦るアイシンＡＷ＃９高崎がテクニカルファウルを犯す。直後富士通＃０長岡、＃７中畑がボールをカット、そのままシュートに持ち込みあっという間に１３点差とする。残り４分で最後のタイムアウトを要求したアイシンＡＷ。しかし流れを取り戻した富士通は＃７中畑が３ＰＴＳやシュートで活躍を見せ、アイシンＡＷの追撃を許さず、５３-６６で富士通が勝利した。