WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：　デンソーボールで試合開始。デンソーは＃８高田のハイポストからのカットインで先制を決めた。お互いリズムが作れないまま、残り4分33秒、８-７でデンソーリードの中、タイムアウトをとったアイシンＡＷはマンツーマンディフェンスを１-２-２のゾーンディフェンスに変更。ハンズアップで積極的にボールにプレッシャーをかけていくが点差は変わらぬまま15-14デンソーリードで１Q終了。

２Ｑ：スタート後、すぐさまアイシンＡＷ＃９高崎が2Ｐを決めた。デンソーもすぐさま応戦。デンソー＃８高田はオフェンスリバンドやゴール下のシュート、さらには＃４１伊藤のペネトレイションからのアシストパスを確実に決めるなど活躍が目立った。23-18とデンソーが徐々に引き離し始めるムードの中、残り6分17秒でアイシンＡＷはタイムアウト。しかしデンソーの流れは止まることはなく、＃４１伊藤がファールをもらいフリースローを2本決め、さらに＃１０藤原がロングパスをランニングシュートで決める。駄目押しに＃９牛田のポストへの飛び込みからのシュートがバスケットカウントとなり、牛田の3点プレーがアイシンＡＷを直撃。30-18とさらなる引き離しに成功したデンソー。残り2分21秒、デンソーのとったタイムアウトを利用してアイシンＡＷはオールコートの２-２-１で守備範囲を拡大。オフェンスでは＃９高崎のファールをもらいながらの3点プレーや＃２吉田が１on１で2点をねじ込むなど引き離そうとするデンソーにアイシンＡＷが喰らいつき、３４-２７のデンソーリードで前半終了。

３Ｑ： お互いマンツーマンディフェンスで後半がスタートした。デンソーは＃８高田のゴール下でこのクォーターも先制。その後＃１２服部がリバウンドやゴール下で活躍する。アイシンＡＷはなかなか得点を取ることができないまま時間が流れ、残り5分42秒、39-27となったところでタイムアウトをとった。ここからアイシンＡＷの追撃が始まる。＃９高崎が運動量の高いプレーで得点に絡む。ファールで得たフリースローを2本とも決め、直後にターンからのジャンプシュートを決める。さらに飛び込みに対するコースチェックでファールをもらい、チームファールで得たフリースローも確実に決めて39-35の4点差とした。さらに＃０佐藤がミドルシュートを決め39-36と3点差まで詰め寄った。追われるデンソーもすぐさま＃１３伊集がジャンプシュートを決めて踏ん張りを見せる。残り43秒、詰め寄られるデンソーはオールコートでディフェンスを展開。お互いチームファールがかさむ中、44-39でデンソーがリードを守る形で３Ｑ終了。

４Ｑ：アイシンＡＷ＃５瀧井の先制から始まった４Ｑ。３Ｑ同様アイシンＡＷの追い上げが続くかと思われたが、デンソー＃１０藤原が３PTSでそれを阻止する。お互い得点を得ることができず時間が流れるが、再びデンソー＃１０藤原が1on１からのジャンプシュートを決め、49-41にし、ゲームが動き出す。対するアイシンＡＷも＃９高崎がドライブからファールをもらいフリースローを確実に決めて応戦。さらに＃１５濱口の3PTSが決まり49-46とまたもや3点差に詰め寄るアイシンＡＷ。残り時間1分12秒、デンソー＃８高田がゴール下を決めて52-46となりアイシンＡＷタイムアウト。しかしながら逆転には及ばず、54-48でデンソーが勝利を収めた。