WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：富士通はマンツーマンディフェンス、アイシンはシュートが決まった後は２−１−２のゾーンディフェンスでスタート。まず、アイシンが＃１０小泉のバスケットカウントで先制。富士通は速いパス回しから、＃４５名木、＃０長岡の３Pで応戦。アイシンは＃１１諏訪のインサイドを軸に攻めるが富士通の堅い守りに２４秒オーバータイムとなり、たまらずタイムアウトを要求。アイシンはディフェンスをマンツーマンに切り替える。その後、富士通は＃７中畑、＃８鈴木のスチールからの速攻で得点を重ねるも、アイシン＃２吉田のバスケットカウントもあり、第１Qは１４−１４の同点で終了。

２Ｑ：互いに激しいディフェンスで開始３分間は、富士通＃１５山本とアイシン＃１１諏訪のシュートの２得点ずつのみ。富士通は＃１三谷の３Pで勢いをつけたかと思われたが、アイシン＃１１諏訪のゴール下シュートが連続で決まり４点差以上には離れない。残り３分を切ったあたりから、アイシンの外角のシュートが決まらなくなり得点が伸びない。対する富士通は、シュートがよく決まり連続９ポイントで最大１１点差をつける。終了間際、アイシン＃１０小泉のシュートで前半終了かと思われたが、富士通＃７中畑のブザービートの３Pが決まり、３６−２４と富士通１２点のリードで前半を折り返す。

３Ｑ：開始からアイシンは、＃１１諏訪からの攻めが成功し、連続６ポイント。対する富士通は＃１０町田のドライブが決まるが、それ以外のシュートがゴールに嫌われ、７分間でその２点のみ。逆にアイシンは、＃９高橋の得点など連続７ポイントで追い上げるも追いつかず、４０−３９と富士通の１点リードで最終クォーターへ。

４Ｑ：激しいディフェンスの応酬で、一進一退の攻防が続く。富士通が＃０長岡を投入すると、その均衡が破れ、＃０長岡の連続７得点や＃１三谷の３Pで一気に突き放しにかかる。対するアイシンは＃５瀧井、＃０佐藤の３Pや＃１１諏訪のゴール下の得点で対抗する。富士通の３点リードで残り１分を迎えも、最後は富士通がチームファール累積によるフリースローを決め、６０−５４で富士通が勝利した。