WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ： 両チームマンツーマンディフェンスでスタート。立ち上がりトヨタの厳しいディフェンスを攻めあぐむアイシンＡＷに対し、トヨタが＃２２森ジャンプシュートやドライブイン、＃２４栗原のレイアップ等でリズムを掴む。残８分８—０となったところでアイシンＡＷたまらずタイムアウト。ゾーンとマンツーマンのチェンジングディフェンスに変えるが、流れを変えることはできず、残５分１２−２と更に点差は広がる。その後、徐々にトヨタのシュートが外れだすが、アイシンＡＷもターンオーバーが続き、２０−１１トヨタ9点リードで第１Ｑ終了。

２Ｑ：互いにメンバーチェンジを多用し、ディフェンスのプレッシャーを強める。シュートの入らないトヨタ、ボールの回らないアイシンＡＷ。お互いに得点につなげることができず膠着状態が続く。残４分２４−１３、アイシン２回目のタイムアウト。流れを変えようとするが、トヨタの厳しいディフェンスを崩すことが出来ない。対するトヨタは＃１２矢野が要所で安定したプレーを見せ、試合の流れを譲らない。ロースコアーの試合展開となった前半は３４−１９とトヨタリードで終了。

３Ｑ：後半に入りゲームが動き出す。アイシンＡＷ＃１１諏訪のジャンプシュート、トヨタ＃１５池田の３Ｐ、＃２２森のリバウンドシュートなどで互いに得点を重ねる。序盤は一進一退の攻防が続くが、残７分トヨタ＃２５久手堅の３Ｐをきっかけに、再び試合はトヨタペースとなる。＃２４栗原、＃２３鈴木の連続３Ｐ等で残１分には５４−２８と一方的な展開。終了間際、＃１１諏訪の速攻などで一矢を報いるものの５４−３２の大量リードで最終クォーターに入る。

４Ｑ： 最終クォーターに入りアイシンＡＷが反撃。＃６田中の３Ｐを皮切りに＃１１諏訪のランニングプレーなどで３連続得点。残７分５４−３９となったところで、トヨタたまらずタイムアウト。その後アイシンＡＷは残６分＃０の３Ｐで１２点差まで迫るが、落ち着きを取り戻したトヨタが再びペースを掴み、残５分には６３−４４となる。試合は決まったかに思われたが、ここからアイシンＡＷが見事な粘りを見せ、＃０佐藤、＃１１諏訪の活躍で連続１２得点。残１分には６３−５６と７点差まで一気に迫る。しかし逆転までには至らず、最後はトヨタが冷静にボールを回し逃げ切った。