SCHEDULE/RESULT日程/結果

13-14 Wリーグ レギュラーシーズン デンソー VS 富士通

対戦カード デンソー VS 富士通
会場 旭川市総合体育館
開催日時 2013年12月21日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
デンソー 12 16 17 11 56
富士通 15 18 18 10 61

1Q: 両チームともにハーフコートマンツーでスタート。開始から富士通は#0長岡のインサイド、#45名木のフリースローと3p、#12篠原のジャンプシュートで8−0とする。デンソーはシュートがなかなか決まらず苦しいスタートとなる。ようやく#14大庭がフリースローを誘い反撃が始まる。デンソーはカウント2−2−1からのマンツーマンでプレッシャーを強くし、オフェンスでは#8高田(真)、#9牛田の連続ゴールで点差を縮め、残り3分からは#31高田(汐)、#41伊藤の連続3pでデンソーは一時逆転に成功。しかし、途中出場の富士通#8鈴木の1対1などで、15−12の富士通3点リードで1Qを終了する。

2Q:開始からデンソーは#8高田(真)がインサイドでボールをもらいパワープレーで果敢に攻めるが、富士通も#45名木のドライブやジャンプシュート、3pなどで主導権を譲らない。その後も富士通は#8鈴木のジャンプシュートなどで加点。残り3分、富士通が10点リードしたところでデンソーはタイムアウト。タイムアウト後にデンソーは3−2ゾーンにディフェンスを変える。富士通は攻めがかみ合わず、リバウンドも支配できない。すぐに富士通はタイムアウトを取るが、オフェンスのミスが続く。逆にターンオーバーからデンソーに速攻などを許し、残り1分33−28となったところで富士通は前半2回目のタイムアウトを要求。その後は両チームとも得点を決めることができず前半終了。33−28で富士通が5点リードで折り返す。

3Q: 後半はデンソー#8高田(真)のゴール下、富士通#10町田の巧みな1対1で一進一退の攻防が始まる。ここで富士通はインサイドにボールを集めようとするデンソーのパスラインを崩し、攻めては富士通#45名木のシュートを中心に再びリードを広げ始める。残り6分42−32と富士通が10点リードとなったところでデンソータイムアウト。その後はデンソー#7中畑のドライブ、#8高田(真)が決まりだす。富士通は#8鈴木のゴール下、#45名木のドライブでそれぞれ加点するが、富士通のターンオーバーが目立ち始める。51−45、富士通6点リードで3Qを終える。

4Q:4Q開始からインサイドの激しい攻防から富士通のディフェンスがデンソーのミスを誘い、#45名木の速攻などが決まり、残り8分30秒に55−46となり、デンソーは後半2回目のタイムアウトを取る。ここからデンソーは#8高田(真)にボールを集めようとするが、富士通も簡単にパスを許さない。それでもデンソー#8高田(真)がインサイドで強さを生かし、残り5分には57−52と5点差となったところで富士通タイムアウト。ここから両チームともにディフェンスのプレッシャーが強くなる。ここで富士通は一度ベンチに下げていた#12篠原を投入。#12篠原と#0長岡に徹底してボールを集め、残り1分30秒61−54となり、デンソーが後半3回目のタイムアウト。その後、デンソーは#11吉田のシュートで61−56の5点差に。残り54秒に富士通がタイムアウト。何とか追いつきたいデンソーだが、攻めが単調となり点差を縮めることができない。富士通は#10町田などがしっかりと時間を使いボールをキープ。61−56で富士通レッドウェーブが勝利を収めた。
デンソー#31高田(汐)、富士通#10町田の両名は旭川市出身の選手。会場は大いに盛り上がりを見せた旭川シリーズ。ポスト周辺でのぶつかりながらの激しい場所取り、簡単にシュートを許さない厳しいディフェンスはたくさんの観衆を魅了した。