WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：昨日の雪辱を果たしたい新潟は序盤から激しいゾーンディフェンスできっかけを掴むと、＃５３近藤の速攻で先制。更にシャンソンのマンツーマンディフェンスの隙をついて＃３４出岐が＃８岩村に合わせてリードする。新潟のゾーンを攻めきれないシャンソンは４分過ぎ＃２１近平がようやくゴール下から押し込み初得点。その後は両チームとも決定力に欠けゲームは膠着状態。それでもシャンソンは＃６本川の３Ｐから突破口を開くと、高さを使って優位にゲームを進める。新潟は＃３４出岐が個人技からゴールを揺らし反撃開始、＃８岩村の３Ｐに＃７星も難しい体勢からシュートを沈めて食い下がる。１１ー１２とシャンソンがリードして１Ｑを終える。

２Ｑ：シャンソンは＃８藤吉のミドルショットでこのＱの先制をすると、新潟のターンオーバーから＃６本川に＃２２河村と続く。攻撃が単調になった新潟はターンオーバーが目立ち始め、４分まで沈黙が続いた所でタイムアウト。シャンソンは＃８藤吉と＃１２三好がアウトサイドから畳み掛け、５分には１３ー２８と完全に主導権を握る。満員に埋まった会場の声援を前に、このままでは終われない新潟は＃２１君山を中心に反撃を開始するが、ここでも決定力に欠け流れに乗れない。後半になるとようやく＃７星の３Ｐに＃２１君山の速攻、＃８岩村のゴール下で８点差まで詰め寄るがそこまで。２７ー３５とシャンソンがリードを広げて前半を終える。

３Ｑ：後半に入ってもシャンソンは＃１２三好と＃８藤吉を中心に攻撃の手を緩めない。何とか追いつきたい新潟は＃１１井上のランニングプレイに＃５３近藤のバスケットカウントで必死に食い下がると、＃２２川上から＃１１井上が続けて合わせゲームを壊さない。 残り４分、３６ー５１と新潟はリードを広げたられた所でタイムアウト、明けて＃２２川上、＃８岩村、＃５３近藤と続けてゴールを揺らしシャンソンを追い詰めるが、ここでもシャンソンは＃１２三好のアウトサイドが立ちはだかる。４７ー６４と新潟が１７点を追って最終Ｑへ。

４Ｑ：逆点に望みをかける新潟は堅いディフェンスからシャンソンのターンオーバーを誘うと、教職の身分も持つ＃７星が果敢にゴールを攻め、ハーフタイムで応援パフォーマンスを披露してくれた開志学園ダンス部の教え子達の前で応える。更にオールコートでプレッシャーをかけるが、地力で勝るシャンソンは慌てずゲームをコントロールする。新潟も＃１１井上が孤軍奮闘するが、シャンソンは＃２２河村がゴール下で存在感を示すと控えを出す余裕も見せ、追いすがる新潟を振り切った。６２ー８３とシャンソンは５連勝で年内最後のリーグ戦を終えた。