SCHEDULE/RESULT日程/結果
13-14 Wリーグ レギュラーシーズン JX-ENEOS VS アイシンAW
対戦カード | JX-ENEOS VS アイシンAW |
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会場 | 佐賀県総合体育館 |
開催日時 | 2014年1月18日(土) |
1Q:両チームともマンツーマンでゲームが始まる。JX-ENEOSは、#10渡嘉敷のハイポストからのドライブで 先制する。アイシンAWは、すかさず2−3のマッチアップゾーンにするが、シュートが決まらず重苦しい出足でJX-ENEOSに先行される。しかし、今季より復帰した#11諏訪が、古巣相手に奮闘し連続得点を挙げ、ディフェンス・オフェンスともにリズムがよくなり始める。その流れを止めたのが、JX-ENEOS#10岡本の連続3Pであった。アイシンAW#9髙崎の食らいつくも、1QだけでJX-ENEOS#10岡本が5本の3Pを沈めて20—18のJX-ENEOS2点リードで終わる。
2Q:JX-ENEOSは、1Qゲームコントロールに終始していた#12吉田が本領発揮し始める。鋭いドライブからのアシストパスや2on2からのリング下へのアシストパスが冴えまくり、リング下で#10渡嘉敷、#21間宮、#52宮澤がおもしろいように得点し引き離しにかかる。苦しいアイシンAWであったが、#10小泉の技ありのステップシュートや#9高崎の個人技で踏ん張り36−28のJX-ENEOS8点リードで前半終了。
3Q:前半から粘り強いディフェンスで対抗していたアイシンAWであったが、開始早々ハイロープレイからJX-ENEOS#21間宮のリング下、また、#10渡嘉敷がディフェンスでブロックショットの後、そのままランニングシュートを決められ開始2分で42−28となったところでたまらずアイシンAW後半1回目のタイムアウト。直後、キャプテン#0佐藤の得点から反撃ムードとなり2−2−1のゾーンプレスからアグレッシブなダブルチームで追いすがるが、JX-ENEOSは#12吉田に代わって途中出場した#9新原が冷静に対処し連続得点を挙げ57—45とJX-ENEOSがリードを広げ3Q終了。
4Q:これまでインサイドを支配されていたアイシンAWであったが、最終Qは逆にアウトサイド攻撃が決まりはじめ、#0佐藤と#15濱口の連続3P、#9髙崎の速攻でのレイアップシュートで62−57と開始3分で5点差に詰める。王者JX-ENEOSは、たまらずこの試合初めてのタイムアウトをとり立て直しにかかるが、全日本総合からの疲れからかシュートの精度が上がらず得点が伸びない。一方、勢いが止まらないアイシンAWは、早いパス回しと執拗なスクリーンプレイから#9髙崎の3Pで62−62と残り4分でついに同点に追いつき、残り1:50#6田中の3Pで64—65とこの試合初のリードを奪う。しかし、JX-ENEOSはここから集中力を発揮する。#12吉田から#10渡嘉敷へリング下への見事な逆サイドからのパスで67−65とすると、この1本のプレイだけで流れは一気にJX-ENEOSへとなる。アイシンAWは、残り2回のタイムアウトを使い再度逆転を狙うが、JX-ENEOS#12吉田の激しいDFからトラベリングを犯すなど得点できない。結局、逆転した後の得点がとれず、71−65でJX-ENEOSが勝利した。JX-ENEOSは、疲れからかシュートが決まらなかったが、4Q出だしから得た連続8点をフリースローで決める勝負強さが光った。アイシンAWは、後1歩及よばなかったが、粘り強いプレイで好ゲームを披露してくれた。明日の試合が楽しみである。