WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ： 前日同様、羽田はマンツーマン、新潟はゾーンディフェンスでスタート。試合開始のジャンプボールと同時に走りだした＃34出岐がレイアップを決め、新潟が先制。羽田も負けじと＃22稲本の３Pや＃11森本の速攻レイアップなどで、競り合いの展開に持ち込む。＃52外山に代わって入った＃55小松を起点に攻め、その小松が＃11森本へのアシストや自らのバスケットカウントなど、獅子奮迅の活躍。＃31高木が４ファウルを犯すなど羽田はファウルが込むものの、新潟もシュートを決めきることができず、１Qは新潟がわずか１点のリード。

２Ｑ：早々に＃２２稲本がミドルシュートを決めて逆転すると、そこからは目まぐるしくリードが入れ替わる。＃２２川上がフリースローやオフェンスリバウンド、さらに速攻レイアップと奮闘して一時は新潟が主導権を握るが、羽田も＃２２稲本の３Pや＃１０山田のフリースローで再逆転し、そこからまたもリードが再三入れ替わる。両チームともタイトなディフェンスで互いにファウルがかさむ中、＃２２川上の活躍が光った新潟が３点リードで前半終了。

３Ｑ： ＃１１森本が積極的にシュートを狙い、羽田に勢いをもたらす。新潟は＃７星がアンスポーツマンライクファウルを取られるなど雰囲気が悪くなりかけるが、得意のエイトクロスを駆使して＃３４出岐や＃１１井上が得点し、流れを引き戻す。＃２２稲本が持ち前のシュート力を発揮する羽田に対して、新潟は＃５３近藤や＃２１君山、＃１１井上の得点で応戦。新潟リードのまま３Qを終える。

４Ｑ：新潟は大黒柱の＃３４出岐が奮起、スティールからの速攻レイアップやドライブからのストップジャンプシュートなどでリードを広げていく。残り４：２８には９点差がつくが、そこから羽田も激しいディフェンスで勝利への執念を見せる。＃０水沢の３Pや＃１３梅澤のゴール下などで追いすがり、＃３４出岐の計３本のフリースローミスにも助けられて点差を縮めていく。２点差まで詰め寄って迎えた最後のオフェンス、＃０水澤が３Pを外し、オフェンスリバウンドを取った＃２２稲本のシュートも外れ、新潟が逃げ切りに成功した。