WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームとも、マンツーマンディフェンスでスタート。先制はトヨタ紡織＃１３ 畠中の２Ｐ。
トヨタ自動車は＃１５ 池田のフリースロー、＃２５ 久手堅の３Ｐ、スティールから２Ｐの連続得点と引き離しにかかるが、トヨタ紡織＃２１ 渡邊が２Ｐを沈めたのち、７分を過ぎたところから両チームとも３分間ノーゴール。
均衡を崩したのはトヨタ自動車＃２３ 鈴木の３Ｐだが、トヨタ紡織も＃１ 岡田の２Ｐと応酬する。両チームとも連続得点とはならず、終了間際にトヨタ自動車＃２２ 森、トヨタ紡織＃２１ 渡邊が２Ｐを１本ずつ決め、１Ｑは１１−８とトヨタ自動車のリードで終了。

２Ｑ：このＱ、先制はトヨタ自動車＃１５ 池田の３Ｐから。その後もトヨタ自動車は＃３ 鬼頭のフリースロー、＃１２ 矢野の２Ｐ、＃２ 川原の３Ｐと効率よく得点を重ねる一方、トヨタ紡織は２分間得点がない。＃２１ 渡邊のミドル、＃３３ 長部のドライブによる２Ｐを入れたのみにとどまり、ベンチは立て直しを図るべく５分過ぎにタイムアウトを請求したもののチームファウルがかさみ、逆にトヨタ自動車＃１２ 矢野に連続得点を奪われ点差を離された。トヨタ紡織が８分を過ぎたところで、２回目のタイムアウトを請求するものの、その後も流れは変わらず、トヨタ自動車＃２３ 鈴木が２Ｐ、３Ｐと決めて、２Ｑも３６−１７とトヨタ自動車リードで前半を終了。

３Ｑ：トヨタ紡織ボールでスタートするものの、このＱも先制点はトヨタ自動車＃２２ 森のミドルレンジからの２Ｐなど、連続して得点を決める一方、トヨタ紡織はトヨタ自動車のディフェンスを攻めあぐね、２分間得点が出来なかったが、トヨタ紡織＃１３ 畠中がゴール下を決めたあと、続けて＃２１渡邊がトヨタ自動車のディフェンススをかいくぐり連続得点を決めた。流れを変えたいトヨタ紡織は、２分過ぎに、このゲーム初のタイムアウトを請求。その後、両チームとも単発でシュートを決めるも、流れはこう着状態となったままタイマーは進み４９−３４とトヨタ自動車リードで３Ｑ終了。

４Ｑ：このＱもトヨタ紡織ボールでスタートするが、トヨタ自動車＃２川原の２Ｐから始まる。しかし、これを機にトヨタ紡織が、＃０池田の２Ｐ、３Ｐと連続得点。そして、＃１３畠中が２Ｐ、フリースローを２本確実に沈めるなど得点を重ねる。一方、トヨタは＃２５久手堅がスティールによる２Ｐの単発で後が続かず、ディフェンスの時間が増えるようになる。トヨタ紡織はその後、＃２１渡邊が３Ｐ、２Ｐ、＃２塚本も２Ｐと小気味よく得点を重ね、追い上げムード。しかし、ディフェンスでのファウルがかさみ、チームファウル４個を献上。トヨタ自動車はフリースローで得た得点を＃２５久手堅、＃２３鈴木が確実に決め、終始リードを守り切り、６３−５７でトヨタ自動車が勝利をものにした。