WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：お互いにマンツーマンディフェンスでのスタート。高さで優位に立つJX-ENEOSは序盤から＃２１間宮と＃１０渡嘉敷がインサイドで圧倒すると＃１１岡本が３Ｐを沈める。対する羽田はJX-ENEOSの堅いディフェンスの前に雑な攻撃になるが、＃１１森本の個人技に＃５２外山と＃０水澤の３Ｐで反撃。それでも地力で上回るJX-ENEOSは＃１２吉田の華麗なパス回しから＃１０渡嘉敷と＃５２宮澤がゴール下で合わせ、２３ー１５とリードして１Ｑを終える。

２Ｑ：羽田は＃３１高木の３Ｐで先制すると、＃５２外山のスティールからの速攻に＃０水澤のミドルショットでJX-ENEOSを１点差まで追い詰める。それでも慌てないJX-ENEOSは＃１０渡嘉敷と＃２１間宮がインサイドで存在感を示すと、＃１１岡本も３Ｐを沈めてもう一度羽田を突き放す。４６ー３５とJX-ENEOSがリードを保ち後半へ。

３Ｑ：後半に入るとゾーンに変えた羽田ディフェンスだが、JX-ENEOSは＃１０渡嘉敷のインサイドに＃１１岡本と＃２３大沼のアウトサイドでそれを圧倒する。離されたくない羽田も＃２２稲本の３Ｐに＃１１森本の個人技で対抗するが、JX-ENEOSは＃９新原が技有りのシュートで羽田の追撃をかわす。終盤＃１２吉田を戻したJX-ENEOSは＃１０渡嘉敷に＃１１岡本を次々にアシスト、８１ー５６とJX-ENEOSがゲームの大勢を決めて最終Ｑへ。

４Ｑ：意地を見せたい羽田は＃３１高木の３Ｐに＃１１森本のゴール下で突破口を見出だそうとするが、王者JX-ENEOSは＃２木林のインサイドアタックに＃１１岡本の３Ｐでそれを許さない。更にルーキー＃１５川上の速いトランジションから＃５２宮澤が合わせると、同じくルーキーの＃２２中村もゴールを揺らす。羽田も＃１１森本の個人技を中心に攻撃するが力及ばず。９４ー７３と首位JX-ENEOSが貫禄を見せつけた。善戦の光った羽田に対し、その内容だけではなく、試合終了後の丁寧な挨拶に新潟のバスケットボールファンは惜しみない拍手を送った。