WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ： デンソーはマンツーマンディフェンス、新潟はゾーンディフェンスでスタート。２本のオフェンスリバウンドでつないだデンソーが＃１４大庭の3ポイントで先制すると、ゴール下の＃８高田へのアシスト、さらに３ポイントと、＃１４大庭の活躍で開始２分で０−８と主導権を握る。激しいプレッシャーを受けた新潟はパスミスや５秒オーバータイムを喫し、早めのシュートで対抗しようとするがなかなか決まらない。デンソーもアウトサイドシュートの精度を欠き、＃１４大庭が２ファウルでベンチに下がるものの、代わって入った＃１３伊集の得点で流れを渡さない。残り２分に新潟＃５３近藤が負傷してベンチに下がると、＃８高田がゴール下をしっかり決め、新潟は無得点で１Ｑを終えてしまう。

２Ｑ：立ち上がり、＃１３伊集と＃９牛田のミドルシュートでデンソーがリードを広げる。新潟は残り８分１５秒に＃８岩村の３ポイントでようやく初得点を挙げるが、デンソーも＃１０藤原の３ポイントと＃１３伊集の速攻レイアップで３−２６の大量リード。新潟はメンバーチェンジで打開をはかり、＃２２川上のバスケットカウントで反撃開始。残り５分でデンソーが＃８高田をベンチに下げると、＃３４出岐にもバスケットカウントが飛び出す。＃１２上酔尾がスティールから速攻レイアップを決め、さらに＃２２川上が相手のターンオーバーを誘う好ディフェンスでデンソーにタイムアウトを取らせる。それでも新潟の勢いは止まらず、再び＃３４出岐がドライブでバスケットカウント。点差を縮めて前半を終える。

３Ｑ： ＃４１伊藤のアシストから＃３１高田のミドルシュートでデンソーが先手を取る。新潟は＃３石川が４ファウルとなり、負傷でベンチに退いていた＃５３近藤をコートに戻す。デンソーは＃９牛田のゴール下で突き放しにかかるが、残り５分に＃５３近藤が３ポイントを決めると、またも新潟がリズムに乗る。持ち味のエイトクロスから＃３４出岐のカットインや＃１１井上のターンシュートが決まり、さらに＃２１君山と＃３４出岐がフリースローをしっかり決める。終了間際には＃２１君山のスティールから＃７星が速攻レイアップを決めて、このＱは新潟がリードした。

４Ｑ：＃１２上酔尾のドライブなどで追い上げをはかる新潟に対して、デンソーは＃４１伊藤が上手くコントロール。両チームともなかなかシュートを決めきれない中、残り７分に＃４１伊藤が自らジャンプシュートを決めると、そこからデンソーの得点が動き出す。＃８高田や＃１３伊集が持ち前の得点力を発揮する一方で、新潟はインサイドの要である＃５３近藤がファウルトラブルに陥るなど、苦しい状態に。最後は＃３園田がゴール下シュートで締めくくり、デンソーが快勝した。