SCHEDULE/RESULT日程/結果

13-14 Wリーグ レギュラーシーズン JX-ENEOS VS 富士通

対戦カード JX-ENEOS VS 富士通
会場 堺市金岡公園体育館
開催日時 2014年3月21日(金)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX-ENEOS 18 15 14 13 60
富士通 12 8 8 19 47

1Q:両チームマンツーマンディフェンスでスタート。立ち上がり富士通は#15山本が3Pを立て続けに決める。対するJX-ENEOSは高さを生かし、インサイドを軸にボールを展開、フロアを大きく活用しバランス良く得点する。残5分までは8−8と一進一退の展開であったが、高さに勝るJX-ENEOSが徐々に試合の主導権を握る。シュートは放つものの、高さが気になるのかリングに嫌われ全く入らず得点が止まった富士通に対し、JX-ENEOSは速い展開から#23大沼、#21間宮のシュートなどで加点、18−12とリードを広げて1Qを終える。

2Q:序盤は互いにシュートが入らずこう着状態が続き、残り6分、14−20とJX-ENEOSが1Qのリードを保ったまま試合は進む。試合は中盤から動き出し、JX-ENEOSがミスマッチを生かしインサイドにボールを集め連続得点、残り5分で24−14と点差は二桁に広がる。その後、富士通#15山本のミドルシュートなどで一時は4点差まで詰めるものの、JX-ENEOSが再びリズムを取り戻し点差を広げる。終了間際にはJX-ENEOS#23大沼のバスケットカウントが決まり、33−20とJX-ENEOSが大きくリードして前半終了。

3Q:後半に入ってもJX-ENEOS主導の試合展開は変わらない。シュートがことごとくリングに嫌われ得点が動かない富士通に対し、JX-ENEOSは#9新原、#11岡本のスピードあるドライブなどで着実に加点。残り6分、37−24からJX-ENEOSが4分間で連続10点を重ね、残り2分には47−24と試合は一方的な展開となる。終盤、富士通は#45名木のシュートなどで一矢を報いるものの、47−28とJX-ENEOSが19点の大量リードで最終クォーターを迎える。

4Q:最終クォーター序盤は一進一退の攻防となり、残り7分で51−30と全く点差は縮まらない。勝敗は完全に決まったかに思われたが、ここから試合の流れが一気に変わる。最初は入らなかった富士通の思いきりの良いシュートが決まるとともに、対するJX-ENEOSは攻撃が単調となり全く得点することができない。ゲームは完全に富士通ペースとなる。7連続得点で残り3分、51−37となったところでJX-ENEOSがたまらずタイムアウトを取るが、勢いをとめることはできない。富士通は#15山本の3Pなどで、残り3分には51−41とついに10点差まで追い詰める。しかし、富士通の追撃もここまで。#45名木が能力を生かして1on1などで得点するが、JX-ENEOS#9新原が要所で活躍、スピード溢れたプレーで得点を重ねる。終盤、富士通はメンバーチェンジを繰り返し、厳しいディフェンスで最後の反撃を試みるが、JX-ENEOSを慌てさせるまではいたらず、ファウルゲームのフリースローも着実に決めたJX-ENEOSが、最終的には60−47と危なげなく勝利を収めた。