SCHEDULE/RESULT日程/結果

14-15 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JX-ENEOS VS 富士通

対戦カード JX-ENEOS VS 富士通
会場 国立代々木競技場 第2体育館
開催日時 2015年4月5日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX-ENEOS 11 15 18 16 60
富士通 21 16 16 3 56

1Q:両チームマンツーマンでスタート。富士通は、速攻の場面で#10町田のアシストから#11篠崎のゴール下シュートで先制。しかし、JX−ENEOSも、#10渡嘉敷のローポストからの1対1で対抗。しかし、富士通は、#10町田を中心に#12篠原のハイポストシュート、#0長岡のポストシュートなどテンポ良く加点する。#10町田の速攻が決まり、2−8となったところで、JX−ENEOSがタイムアウト。JX−ENEOSは、インサイドを集中的に守られ、アウトサイドシュートがなかなか決まらない中、#52宮澤のジャンプシュート、#21間宮のハイポストシュートジャンプシュートで対抗するも、65%近い確率で2Pのシュートを沈めた富士通が、第1・2戦とは異なり、11−21と10点リードして1Qを終了する。

2Q:追いかけるJX−ENEOSは、最初のオフェンスで#12吉田のアシストから#21間宮のハイポストシュートが決まる。さらに、#12吉田のスティールから#52宮澤の速攻と連続得点で反撃かと思われたが、その後、ターンオーバーが続き加点できない。開始2分無得点の富士通も、バックカットを利用し、ファールをもらい、#15山本のフリースローの得点などで流れを渡さない。しかし、残り5分半から、#10渡嘉敷のローポストからの1対1、#12吉田の速攻のバスケットカウントなどで反撃。得点差を5点と縮める。しかし、富士通は、流れるボール回しから#0長岡の3P、#10町田3Pが決まり、加点。26−37の富士通11点リードで前半を終了する。

3Q:両チームマンツーマンでスタート。JX−ENEOSは、#10渡嘉敷のハイポストシュート、#12吉田の#52宮澤のシュートが決まる。しかし、富士通は、#10町田のドライブからジャンプシュート、#12篠原のローポストフックシュートが決まり、一進一退、10点差の攻防が続く。残り3分半から、#23大沼のミドルシュート、#12吉田のドライブ、#10渡嘉敷がこの日21点目となるハイポストシュートが決まり、42−47の5点差まで詰める。しかし富士通も、#15山本のドライブ、#10町田のスティールから#11篠崎の速攻が決まり、流れを引き渡さず、3Qを終えて44−53富士通リードのまま、3Qを終了する。

4Q:富士通リードで最終Q,富士通は、#1三谷のフリースローでの得点以降、JX−ENEOSの厳しいディフェンスの前に24秒オーバータイムで、シュートチャンスを作れない。その間、開始3分間でJX−ENEOSは、#21間宮、#52宮澤の得点で50対54にし、富士通タイムアウト。しかし、流れは変わらず、タイムアウト後は、#12吉田、#10渡嘉敷、#21間宮のラインで、徹底的にインサイドを攻め、残り5分50秒ついに54−54の同点に追いつく。さらに、#52宮澤のポストプレイ、#10渡嘉敷のシュートで、この試合初めてリードする。その後、58−56で迎えた、ラスト15秒、富士通#10町田が同点を狙ったレイアップをJX−ENEOS#10渡嘉敷がブロックショット。満員の観客の中、熱気に包まれる代々木で、4Qに一気に試合をひっくり返したJX−ENEOSが、7連覇を達成した。