SCHEDULE/RESULT日程/結果

15-16 Wリーグ レギュラーシーズン 富士通 VS デンソー

対戦カード 富士通 VS デンソー
会場 佐賀県総合体育館
開催日時 2016年1月23日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 27 17 21 16 81
デンソー 13 20 8 16 57

1Q:両チームともマンツーマンでゲームが始まる。富士通は、#12篠原のセンタープレーで攻撃開始し、#11篠崎のドライブ、#0長岡のドライブからジャンプショットと、開始1分で3連続ゴールを挙げ6-0とリードする。対するデンソーは、#8高田(真)のフリースロ—で反撃開始。しかし、富士通のスピード感溢れる動きから見事な#0長岡への合わせが決まるなど、開始4分で12-4とリード。富士通はディフェンスでもデンソー#8高田(真)へのダブルチームなど激しく動き回り、5分40秒、14-4とリードしたところでたまらずデンソーが1回目のタイムアウト。その後デンソーは、#8高田(真)のバスッケットカウンドでリズムを掴んだかにみえたが、富士通はダブルスクリーンから#15山本のターンショット、#1三谷から#0長岡への合わせなど富士通が多彩な攻撃と運動量で圧倒し、27-13と富士通が14点リードで1Qを終了する。

2Q:巻き返したいデンソーだが、富士通#8佐藤と#11篠崎の3PTSで33-13なりと苦しい展開が続く。ここでデンソーは、#14大庭の3PTS、#31高田(汐)の1on1で33-18とし、反撃ムードを作る。ここで5分16秒、富士通は前半1回目のタイムアウトで流れを取り戻しにかかる。しかしオフェンスリズムを掴んだデンソーの流れは変わらずセットプレーから#31高田(汐)の3PTSで35-25と10点差に詰める。また、速いパス回しとピック&ロールから#13伊集の得点で35-27とついに8点差とする。しかし、富士通は#15山本の得点などで流れを引き戻し、40-27となったところでデンソー2回目のタイムアウト。その後デンソー#8高田(真)のバスケットカウント、富士通は#11篠崎のスティールからの得点と点の取り合いとなり、44-33と富士通11点リードで前半終了する。

3Q:開始早々、富士通は1Qさながらのリズムを取り戻し、#15山本の2Pや#0長岡のミドルシュートなどで開始3分、48-33とリードする。7分4秒、たまらずデンソー後半1回目のタイムアウト。流れを変えたいデンソーは#12赤穂や#8高田(真)のポストプレーで得点し何とか食らいつく。ディフェンスも1-2-2ゾーンに変えて追い上げを図るが、逆に富士通#1三谷の3PTS、#10町田の裏パスから#12篠原の得点、#15山本の3PTSと猛攻を食らい、60-41となって早くもデンソーが後半2回目のタイムアウト。その後、デンソーは#8高田(真)、#12赤穂のインサイドにボールを集め起点を作り、アウトサイドシュートを狙うがリングに嫌われ得点が伸びない。対称的に富士通は、#15山本が3PTSを決めるなど、中、外とバランスよく得点を重ね、富士通が65-41と24点差を付け3Q終了。

4Q:リードした富士通は時間を使いながら上手く得点を重ね、6分34秒、72-46となったところでデンソー3回目のタイムアウト。デンソーは、#13伊集、#14大庭、#9牛田を投入し巻き返しを図るが、富士通#10町田のゲームコントロールと要所での#0長岡の得点もあり差を縮められない。勝利を確信した富士通は、残り3分にフルメンバーチェンジをし、#5曽我部の3PTS、#14橋詰のミドルシュートなどで冷静に試合を進め、81-57で富士通の勝利となった。富士通の運動量と、21点を挙げた#0長岡の多彩な攻撃が目立った試合だった。