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１Ｑ：昨日の結果でクォーターファイナル進出を決めた両チーム。迎えた２次ラウンド最終戦は共に激しいマンツーマンディフェンスでのスタート。トヨタ紡織は＃１３畠中のゴール下に＃１５山中のリバウンドで先手を取る。＃１馬瓜のインサイドを中心に攻撃を展開するアイシンＡＷは、＃６田中と＃０佐藤の３ＰＴＳで逆転するとその後も厳しいディフェンスでトヨタ紡織の攻撃を封じる。それでもトヨタ紡織は終盤に＃１５山中と＃３３長部の連続３ＰＴＳで１５−１７と急追して１Ｑを終える。

２Ｑ：序盤、＃３３長部の個人技で同点に追い付いたトヨタ紡織に対し、アイシンＡＷは＃１馬瓜と＃１５濱口のミドルショットですかさずリードを奪い返す。中盤、トヨタ紡織は＃１１川原の３ＰＴＳで再び反撃、ゲームは一進一退の攻防が続くが、＃１５山中の３ＰＴＳで２７−２１と一歩抜け出すと、アイシンＡＷをタイムアウトに追い込む。終盤になってもトヨタ紡織は厳しいディフェンスからアイシンＡＷのミスを誘い、速いトランジションから＃３３長部が押し込み３１—２３とリードして前半を終える。

３Ｑ：＃１馬瓜のインサイドを基点に攻撃を展開したいアイシンＡＷだが、＃３奥村が体を張ってトヨタ紡織ゴールを守ると、＃３３長部が３ＰＴＳでそれに応える。中盤、足の止まって来たアイシンＡＷディフェンスから、＃１５山中がバスケットカウントをもぎ取ったトヨタ紡織は４０−２６と完全に主導権を握る。更に＃９野町、＃１１川原、＃７水野の３ＰＴＳに＃３３長部の速攻で５６−３３とアイシンＡＷを突き離す。

４Ｑ：このままでは終われないアイシンＡＷは外からの攻撃に活路を探るが、シュートはことごとくリングに嫌われる。逆に慌てないトヨタ紡織は＃３３長部を中心にゲームを展開、５分には６４—４３とゲームの大勢を決める。その後も攻め手の見つからないアイシンＡＷは、＃１馬瓜が孤軍奮闘するも７２−４６とトヨタ紡織が危なげなく逃げ切り、２次ラウンド最終戦を白星で飾った。