WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

第５回Ｗリーグの開幕戦。会場の代々木第二体育館は３，０００人を越す観客で埋め尽くされた。昨年覇者のＪエナジーと３位のシャンソン化粧品の対決。Ｊエナジーは昨年優勝の意地を見せることができるだろうか。

１Ｑ：序盤からＪエナジーは攻守ともに積極的なプレーを見せる。#15浜口，#11川畑のインサイドを中心としたプレーで出だしリードを奪う。対するシャンソンもインサイドを固めようと必死のディフェンスをする。アウトサイドを中心としたプレーで必死にくらいつき、中盤からルーキーのセンター#33河を投入し、インサイドとアウトサイドのバランスよいプレーを見せ逆転に成功。１Ｑを２３−２６シャンソンの３点リードで終了する。

２Ｑ：シャンソンはテンポよいパス回しから#3三木，#6渡邉の連続３ＰＴＳでリードを広げる。Ｊエナジーはシャンソンのインサイドを固めたディフェンスに苦しみ、#15浜口が封じられて得点に結びつけることができず苦しい展開に。前半を３９−４６とシャンソン７点リードで終了する。

３Ｑ：Ｊエナジーはシャンソンのインサイドを固めたディフェンスに終始苦戦する。プレッシャーをかけられ攻撃にミスが目立つ。シャンソンはターンノーバーからのチャンスを生かしリードを広げる。流れを変えたいＪエナジーはタイムアウトをとるが、依然苦しい展開に。攻撃の手を緩めないシャンソンはポイントを重ね、５３−７３とシャンソンが一気に２０点差をつけて３Ｑを終了する。

４Ｑ：両チーム粘りのあるディフェンスを魅せる。中盤Ｊエナジーはタイムアウトをとり#4立川を投入しゾーンプレスを試みる。これが攻を奏しシャンソンはボール運びに苦しみ思うように得点を加えることができない。Ｊエナジーはターンノーバーから#10矢野の連続３ＰＴＳで追い上げる。しかし、ゾーンの穴を突かれてシャンソンに得点を許し点差は縮まらず、７５−８８でシャンソンが１３点差で貴重な開幕勝利を収めた。